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手段の目的化

手段の目的化

これもついつい掛かってしまう罠の一つです。
「地頭力を鍛える」でも典型的なパターンとして、
情報システムを全体最適化して、システムの維持コストを最小化する為の手段として
ERP(統合パッケージソフト)の導入例についての部分で書かれていました。
最初は目的があって導入を検討するのですが、
それがいつの間にかどんどんシステムの追加機能を要求し
システムの肥大化をまねいてしまう。
当初の予算を大幅にオーバーしているにもかかわらず
最終目的地へつかないパターンです。
「せっかくだから・・・」「どうせなら・・・」という声があがっているときは注意が必要なようです。
たまたま、こちらの本にも同じようなことが書かれていました。

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下記の本の続編にあたります。

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この本はビジネスストーリーで学ぶ会計の入門書です。
最初の本では、アパレルメーカー「ハンナ」のデザイナー由紀が、
父の遺言により倒産寸前の会社社長に就任してしまうところから始まります。
ストーリーを読むに従って決算書の読み方やキャッシュフロー経営の仕組みなどを
学べるようになっています。
そして続編では
一時は会社の建て直しに成功したのですが、
今回新たに業務効率化のためにコンピューターシステムを導入します。
それが逆に会社の足を引っ張る結果になり、再び倒産の危機が・・・
ここでのシステムがERPです。
このストーリーでも「手段の目的化」が原因となっています。
この続編は会計に加え「情報リテラシー」についても語られています。

「虫の目」「鳥の目」「魚の目」
この三つの視点から問題を探っています。

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