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勝間式「利益の方程式」

勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─ Book 勝間式「利益の方程式」 ─商売は粉もの屋に学べ!─

著者:勝間 和代
販売元:東洋経済新報社
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「勝間本」なる言葉までできてしまった、今、最も乗っているビジネス書の著者の最新作です。
今回も効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 に負けず劣らずのボリュームです。
「利益」すなわち「儲け」を生み出す秘訣がぎっしりです。

勝間式「万能利益の方程式」なるものがでてきます。

利益=(顧客当たり単価-顧客当たり獲得コスト-顧客当たり原価)×顧客数

この方程式のポイントは利益を出すための要素を、4つの変数に分解しているところです。
①顧客単価
②顧客獲得コスト
③顧客単価
④顧客数

本書では各変数に対してのアプローチの仕方が細かく書かれています。

利益を生み出す基本を押さえるには最適な一冊になりそうです。

またサブタイトルにある「商売は粉もの屋に学べ!」に関連して面白いことが書かれていました。

以下引用します。

「なぜ粉もの屋はもうかるのでしょうか?」
ヒントは「なぜ、小麦粉が多くの国で主食になっているか」ということです。
答えは、「小麦粉は世界中の食品の中で、カロリー単価が最も安い商品の1つだから」です。
小麦粉は100gで350キロカロリーほどあります。
業務用の小麦粉は25キロで3000円ほどですから、350キロカロリーのエネルギーを得るのに
わずか12円しかかからないことになります。
一方、肉や魚で同じカロリーを得ようとすると、業務用で安かったとしても、軽くその5~20倍になってしまいます。
ましてや、野菜などだともっと割高です。
世界の国々で小麦が主食になっているのは、少ない労力や投資で高いカロリーリターンを得られる食物だからなのです。
(略)
私たちの脳や胃の満足度にとって、カロリーはカロリーです。
米でおなかを満たしても、小麦でおなかを満たしても、いずれにせよ、幸福感がでます。
すると原材料を小麦にして店の方が、それだけ原価が安くなる分、儲けが出やすいのです。

小麦は原価が安くて少ない量で多く作れるからだろうな、ということは何となくわかっていたが、
このカロリー単価が安い商品だという話は面白かったです。
最近は小麦粉も少し値上がりしましたが、お米に比べるとカロリー単価は安いです。
余談ですが、この前、TVのインタビューに答えていた主婦が、
「パンが値上がりしたので、もう朝食にパンは食べれません。ご飯食に変えました。」と言っていました。
この方の金銭感覚には他人ながら、大丈夫か?と心配してしまいました。

しかし、この人のベストセラーはいったいいつまで続くのだろう。
ハイペースで書籍の出版をしているが、
今のところハズレ本はないと言っていいでしょう。

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