« ワンランク上の問題解決の技術 | トップページ | 視覚マーケティングのススメ »

「心の翼」の見つけ方

「心の翼」の見つけ方 Book 「心の翼」の見つけ方

著者:浜口 隆則
販売元:フォレスト出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ニワトリに育てられたタカは、
飛べなくなってしまうそうです。
そのタカは本当に飛べなくなったわけではありません。
飛べないという「思い込み」を持ってしまっただけです。

こんな言葉から始まる本書は「思い込み」によって見えなくなっている、
「心の翼」を見つけ出すための「8つの習慣」を紹介しています。
「思い込み」により「自己制限」をつくってしまう。
自分で自分の限界を決めてしまうのです。

様々な人が残している言葉に次のような言葉があります。
「人は思っているような人になる」
「自分がイメージできないことは、できない」

本書でも自己像という言葉で書かれていますが、
このセルフイメージを過小評価し、負のイメージばかりもっていると、
そのような自分になってしまうのです。

本書で印象的な言葉に次のようなものがありました。
「雪が降っても自分の責任」

これは実際に著者が体験した出来事です。
立ち上げた事業が軌道にのらない毎日。
さらに雪まで降ってきて客足が遠のく。
そんな日々を過ごしていたそうです。
そして、うまくいかない原因を雪のせいにすり替えていたのでした。
きっと誰にでも身に覚えのあることではないでしょうか。
しかし、著者はある時、「雪が降ることも自分の責任だ」と受け止めたのです。
自分が変わった時から世界(自分を取り巻く環境)は変わって行ったそうです。

「自分の人生で起こるさまざまなことを、どの程度、
自分の責任だと考えているのか?」

人生とは起こることより、起こってしまったことに対してどのように自分が対応できるかが
重要になってくるということです。

第4の習慣にはこんなことが書かれています。
「運はコントロールできない」という思い込みを捨てる。
「運」というものは自分がふりまいた種が返ってきていることだけのこと、と書かれています。
アクションが種で、種が実を結ぶまでには時間がかかります。
「原因」と「結果」にはタイムラグがあるので注意が必要だそうです。

さまざまな「思い込み」を捨てると新しい視点を発見できるはずです。

マインドピースでまとめました。

Photo

(クリックで大きく見れます

「心の翼」の見つけ方 Book 「心の翼」の見つけ方

著者:浜口 隆則
販売元:フォレスト出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

|

« ワンランク上の問題解決の技術 | トップページ | 視覚マーケティングのススメ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「心の翼」の見つけ方:

« ワンランク上の問題解決の技術 | トップページ | 視覚マーケティングのススメ »