ワンランク上の問題解決の技術
![]() |
![]() |
ワンランク上の問題解決の技術《実践編》 視点を変える「ファンクショナル・アプローチ」のすすめ 著者:横田 尚哉 |
ちょっと厄介な書籍の登場です。(いい意味で)
ファンクショナル・アプローチ
私はこの書籍を通して初めて知った言葉です。
ここでいうファンクションとは機能、目的、効用、意図などを表しています。
このファンクションを使った問題解決の方法が書かれています。
ファンクショナル・アプローチで視点が変わり、
現象にとらわれずに本質を見つけることができるようになります。
そしてワンランク上の解決が可能になるのです。
本書ではかなり丁寧にファンクショナル・アプローチの手順が書かれています。
この手の問題解決の技術は例にもれず、実際に使ってモノにしていくしかありません。
ファンクショナル・アプローチの実践にあたり、分解の作業でロジック・ツリーを使います。
FASTダイアグラムというツリーですが、これが非常に理に適ったものです。
ファンクションを「名詞+他動詞」で表現して付箋紙にファンクションを書き出しツリーを構築していきます。
私にとっては全く新しいアプローチの仕方でしたので、
参考になるところが多くありました。
最初に厄介な書籍と書いたのは、
この方法を習得できると確かにワンランク上の問題解決が出来るのですが、
習得するのにはそれなりに努力を要します。
自分を高めるには非常にありがたい書籍なのですが・・・と思いつつ、
やらない自分にとっては厄介な書籍となってしまうのです・・・ なんとか打ち破るぞ。
タイトルに「実践編」とあるだけに、問題解決のマニュアルとして使える一冊です。
マインドピースでまとめておきます。(読んだ方でないと、わからないかも)
(クリックで大きく見れます)
|
| 固定リンク
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 脳は0.1秒で恋をする(2009.08.11)
- 脳が良くなる耳勉強法(2009.07.31)
- 部下はなぜ上司の言うことを聞かないのかー成果を最大にするアサーティブ育成術ー(2009.07.26)
- 整理HACKS!(2009.07.07)
- 未来を予見する「5つの法則」 読後アウトプット 2(2008.11.17)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
本書の著者の横田尚哉です。
取り上げていただき有難うございました。
> ちょっと厄介な書籍
このコメント、私にとってうれしいです。
ファンクショナル・アプローチは、ちょっと厄介なのです。
どんなものでも、習得するには厄介さが必要です。
だから身に付いたとき、誰のものでもない、自分のものになると思います。
少しずつでいいので、努力して、ワンランクずつ高めてください。
マインドピースの画像も見ました。すばらしい、まとめです。
私も、とても参考になりました。
投稿: 横田尚哉 | 2008年8月 3日 (日) 14時55分
コヨーテです。
横田様コメントありがとうございます。
書籍からのアウトプット量をなんとか増やしたいと思います。
ファンクショナル・アプローチはぜひとも身につけたいと思います。
なにしろワンランク上の問題解決の技術実践編ですからね。
それでは次回作も期待しています。
投稿: コヨーテ | 2008年8月 5日 (火) 22時23分