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2008年10月の6件の記事

未来を予見する「5つの法則」

未来を予見する「5つの法則」 Book 未来を予見する「5つの法則」

著者:田坂 広志
販売元:光文社
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弁証法的思考でよむ「次なる変化」
これ副題です。

「未来は予測」できないが
弁証法によって「未来は予見」できるというのが本書で書かれていることです。

本書でいう弁証法の「5つの法則」とは

第一の法則 「螺旋的プロセス」による発展の法則

第二の法則 「否定の否定」による発展の法則

第三の法則 「量から質への転化」による発展の法則

第四の法則 「「対立物の相互浸透」による発展の法則

第五の法則 「矛盾の止揚」による発展の法則

私の感想としては、第五の法則のように矛盾を戦わせることにより
発展を遂げる世界観なので、ある意味「なんでもあり的」なところがあります。

つまり過去に起こったことであればいかようにでもこじつけができる。
実際に本書で書かれていることも、過去、あるいは今現在起き始めている事物のことであって、
けっして未来のことは予見されているようには思いませんでした。
特に本書の後半部分は非常に抽象的なアプローチで逃げているように感じました。

ただこの「5つの法則」を知っていることにより、考え方の幅が広がるのは確かです。
読んで自分の仕事にあてはめてみるのも面白いかと思います。

ということで私も少し考えてみました。
私は調剤薬局で働く薬剤師です。
私の周りでは今後何が起きてくるのでしょう。

「螺旋的プロセス」により
「進歩・発展」「復活・復古」が同時に起きます。
古いものが、新たな価値を伴って、復活してくるプロセスです。
「合理化」と「効率化」が進み重要度が落ちてひとたび消えていった「古いシステム」が復活する。

「古い薬局スタイル」の復活・・・・街角相談薬局、パパママ薬局

合理化、効率化が進み街角の薬局は大手チェーンのドラッグストアなどにより
顧客からは重要度が落ちてしまった。
しかし、この「古い薬局スタイル」が復活するにあたり、
「新たな価値」とは何になるのだろう。

本書では懐かしいものが復活するのを予見するプロセスも書かれている。

①「何が復活してくるか」を読む・・・・・・・古い薬局スタイル
②「何が消えていったのか」を見る・・・・・コミュニケーション、相談
③「なぜ消えていったのか」を考える・・・現代のライフスタイルに合わなくなった
④「どうすれば復活できるか」を考える・・・ネット会員向薬局コミュニティサイト開設

こんな感じで予見できる。
しかし、お年寄りなどすべての人が使いこなせるシステムではない。
だとすれば、別の方法があるはず。

本書ではWeb2.0によるネット革命による進化にかなりよっているので、
ここのあたりの予見は苦手なところである。

本書でいう「進化」とは「多様化」
「便利になった懐かしいもの」の発見がポイントになる。

何が「懐かしい」のか?
何が「便利になった」のか?

このあたりを薬局にあてはめるとすると何だろうか。

さらに考えのヒントとしては
「否定の否定」による発展の法則である。

「トレンド」の「リバウンド」
「価格競争」から「付加価値競争」
「企業中心市場」から「顧客中心市場」

これにより本書では
中間業者の進化「ニューミドルマン」
さらにニューミドルマンが「コンシェルジュ」への変化が始まっていることが書かれている。

「コンシェルジュ」とは顧客の方を向いて「購買支援」をしていたニューミドルマンが
更なる進化を遂げて「生活支援」「生活提案」をも提供するものである。

薬局における「コンシェルジュ」的ビジネスモデルとは?

もうひとつのヒントとして
「量から質への転化」による発展の法則である。

ある「量」が一定の水準を超えると、急に「質」が大きな変化を遂げる。

薬局における「量」とは?そしてそれによって変わる「質」とは?

さらに「コスト」が劇的に下がると「ビジネスモデル」が進化する。

薬局でのコストと言えば薬剤師の人件費。
来年度には登録販売者という制度が始まります。
これは薬剤師でなくても薬が売れるというものです。(一部除外あり)

これにより、ドラッグストアでは薬剤師なしの店舗が出現したり
コンビニやスーパーでも薬の販売が始まったりすることが予想されています。
新たなビジネスモデルも出現してくるでしょう。

調剤薬局で考えると薬剤費でしょうか。
浸透つつあるジェネリック医薬品(後発医薬品)
従来の先発医薬品より格安な価格で患者が薬を服用できるというもの。

薬剤コストが下がり患者(消費者)の意識が今後どう変わってくるのかも
ビジネスモデルに影響がでるかも知れません。

調剤薬局は医師の発行する処方箋がないと薬は出せません。
当然のごとく医師の方を向いて仕事をしてきました。

ニューミドルマン、コンシェルジュの出現の考え方をすると
今後はもっと患者(顧客)の方を向いていかなくてはなりません。

患者(顧客)への購買支援、生活支援、生活提案。
現在の調剤薬局でのビジネスモデルではうまく説明がつきません。
何らかの形で「古い薬局スタイル」との融合が必要な気がします。
漢方薬局というのも考えられます。
もちろん従来のものとは大きくビジネスモデルを変える必要があるはずですが。

なんとなく大局的には方向性は見えている気がしますが、
はっきりとした答えがでないのは私も著者と同じです。

もう少し考えを寝かしてみる必要があります。
思いついたらまた記事にしたいと思います。

未来を予見する「5つの法則」 Book 未来を予見する「5つの法則」

著者:田坂 広志
販売元:光文社
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「手書き」の力

「手書き」の力 (PHPビジネス新書 72) Book 「手書き」の力 (PHPビジネス新書 72)

著者:和田 茂夫
販売元:PHP研究所
Amazon.co.jpで詳細を確認する

副題に「デジタル時代だからこそ、使える!伝わる!」とあります。
手書きの文書を目にする機会はすっかり減ってしまいました。
せいぜい自分の手帳の中ぐらいです。
世の中デジタル機器などで出力された文字ばかり。
そんな時代だからこそ「手書き」が力を発揮する。
でも、そんなには使ってはいけない。
最小限の「手書き」だから威力を発揮する。
そんなポイントを本書は説明しています。

著者は一時期、すべてをデジタル化できないか試みたが、うまくいかなかったそうです。
著者はパソコン関連の書籍も多く書いています。
そんな著者があえて「手書き」を題材にするところに視点の鋭さがあります。
面白い。

「手書き」のコミュニケーション力を、礼法を例に説明しています。
「礼法の基本は、相手のために時間を使うことです。」
「手書き」も同じで、「相手のために時間を使いました」とアピールできるのがポイントです。
もちろん全部を手書きにすると、私など特にそうですが、汚くて読めたものではありません。
本書でも「手書き」する部分は最小限をうたっています。
「手書き」する部分においては「心を込めて書く」。
これは普段より丁寧に、少し時間をかけて書くことだそうです。

この情報化の世界において、どう「手書き」と「デジタル」を併用するか?
その答えとして著者は次のように述べています。

情報の「入口と出口」を手書きで押さえる。
入口・・・最初に情報に接した時の入力においては手書きがよい。手書きメモなどがそれにあたります。
出口・・・人にメッセージを発信することや、自分のメモを見返すことなど。

以上より途中のプロセスは「手書き」「デジタル」何でもいい。
情報の「入口」か「出口」にあたると思ったら「手書き化」を考える。

発想するにも「手書き」が重要だということに気付かされました。

私、何気に頭の中のモノをアウトプットするのであればPCも手書きも変わりないと考えていました。
発想の手助けとしてマインドピースというソフトも使っています。

でも本書を読んで、考えて思いました。
「手書き」が発想を生み出すには必要であること。
モノを考えるときに「手書き」で無意識に動かす手の動きは、当然脳に直結しています。
「手書き」の手の動きには脳を刺激するには適しているのがわかります。
PCだと、思ったことを思い描くように「手描き」できない場合もあり制限がもうけられます。
本書でもビジュアルに関しても「手書き」を推奨しています。

「てがき」は「書く・描く」で自由度が高まるのが良いということです。

時には視点を変えて手書きにこだわってアイデアを出してもいいかもしれません。

「手書き」の力 (PHPビジネス新書 72) Book 「手書き」の力 (PHPビジネス新書 72)

著者:和田 茂夫
販売元:PHP研究所
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マジマネ5 部下の「やる気」を育てる!

マジマネ5 部下の「やる気」を育てる! Book マジマネ5 部下の「やる気」を育てる!

著者:小林 英二
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
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本書の副題として「マニュアル時代の新しいモチベーションUP術」とあります。

「はじめに」より引用

日本の労働生産性は下がっている?
業務のマニュアル化は、多くの企業に次のような成果をもたらすと考えられています。
■仕事の効率・スピード・生産性のアップ
■仕事の習熟速度のアップと人材の入れ替えの容易化
■問題が拡大する前のスピード対応の実現
■企業リスクの低減やコンプライアンスに基づく活動の徹底、 etc...
しかし一方で、日本企業の生産性はほとんど伸びていません。
(略)
その答えのひとつとして、「効率化に伴って、社員のモチベーションが低下している」
という問題があるのではないかと、私は考えます。

効率化で職場のモチベーションが下がっている!
(略)
組織が効率アップのためにつくった「仕組み」が、逆に、
次のようなマイナス要素を生み出しているのです。
■面倒くさい報告書・チェックの増加
■”やらされ感”の増加
■管理の強化(監視・監督)
■人間的な関係の欠如
そしてその結果、次のような社員が増えています。
■言われたことしかやらない「ロボット型の社員」
■仕事への楽しさややりがいを失った「イヤイヤ社員」
■この仕事は自分には合っていないと言って常に転職を考える「青い鳥症候群社員」
(略)
マニュアル化によって効率が上がったように思えたのもつかの間、
それがリーダーの仕事を増やし、効率を悪化させているのです。

合理性よりも「仕事の楽しさ」が生産性を高める

ということが、本書「はじめに」書いてあります。

マニュアル時代にこそ、リーダーのモチベーション力が重要。
ということで、本書はそれを実践するための方法を紹介しています。
最初に言ってしまえば、すごく教科書的なところもあり、
それができないから苦労しているといいたくなるところもありますが、
あらためて自分に言い聞かせる部分、そして新たに発見した部分もあり、
思ったより使える書籍になっています。

本書は部下のモチベーションを高める本ですが、
私の基本的な考えは「弁当とモチベーションは自分持ち」です。
でも最近私も40代も中盤にさしかかり、多少気持ちに変化がでてきました。

30代、40代、50代の人たちのモチベーションをどうこうしようとは思いませんが、
若い世代の人たちは何とかしてあげたいと思うようになりました。

数多く存在する人々の中から、たまたま同じ職場で、同じ時期に働くことの偶然。
必然かもしれませんが、そんな出会いを大切にしたいというのもあります。

本書の本題部分に入ります。
2種類のモチベーションについて。

PULL型モチベーション・・・やりたい気持ちにさせる・・・内発的動機づけ
PUSH型モチベーション・・・やらなければいけない気持ちにさせる・・・外発的動機づけ

本書は大部分をPULL型モチベーションについて紙面をさいて書かれています。
PUSH型は「アメ」「ムチ」「監視」を使います。
圧力をかけて部下をコントロールしてモチベーションを高めるので持続しません。
本書では緊急性を要する時に使う方法としています。

PULL型モチベーションでは部下の「やらされ感」から「やりたい」へ変化させる方法です。
いかに仕事で楽しいワクワク感をリーダーが演出できるか。そこがポイントです。

ブログを書きながら書籍で線を引いたところを読み返していると
この本、やっぱりいいかも。
結構、ポイントたくさんあります。

あとがき部分でこんなことが書かれています。
私は本書を、「現場でそのまま使える、モチベーションアップの実用書」を目指して執筆しました。

もう一度深く読み直してみる必要がありそうです。

マジマネ5 部下の「やる気」を育てる! Book マジマネ5 部下の「やる気」を育てる!

著者:小林 英二
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
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「ほぼ日手帳」でのToDoの記載

以前より当ブログでも書いていますが、
今年の途中(7月頃)から手帳を「アクションプランナー」から
「ほぼ日手帳」に乗り換えました。
手帳をアイデアのflairネタ帳に位置づけたかったのが、
乗り換えの理由の一つです。
アイデアネタを書き込むには一日1ページの面積には魅力があります。

使い始めて3ヶ月程経ちましたが、問題点もチラホラ。coldsweats01

「ほぼ日手帳」でのToDoの管理。記載の仕方です。
「ほぼ日手帳」の場合、日ページの上に四つのチェックボックスがあります。
しかし、私の場合実際にはここの部分をあまり使っていません。

四つのToDoで済まないですし、文庫本サイズですので、当然字か小さくなります。
ですので、場所を特定せずにToDoを書き留めていました。

字を大きく書くせいもあり、一日も半ばに差し掛かる頃には、
日ページはかなり荒れた状態になります。typhoon

そこでしばしば問題が・・・

ToDoを見落としてしまうのです。
それから先延ばしのToDoなども置き去ってしまい、
やり損じがでてしまうことたびたび。bearing
時々、手帳を見返してみると過去に埋もれてしまったToDOが・・・

これが「アクションプランナー」だと一週間見開きのバーチカルタイプなので、
週内での持ち越しがしやすいのがよかったです。
「アクションプランナー」の場合、「やる事」を直接時間軸に書き込みます。
開始時刻から終了時刻というように面を使って作業スケジュールを管理していきます。
ToDo自体も実際の行動をうながす言葉で記入します。
私の場合、その日に完了しなかった「やる事」に関しては、
青色ボールペンで囲って繰越の目印にしていました。
一週間見開きですので、やり残しの確認も視覚的にしやすかったのです。

このあたりのところは2009年度版より発売される「ほぼ日手帳カズン」には
バーチカルタイプの週スケジュール
が追加されているようなので、
来年からはカズンを使えば解消されそうです。

当面の解決策としてはありきたりですが付箋を貼るのがよさそうです。
目立つし、持ち越し(移動)もしやすくなります。
紙面も荒れません。

「ほぼ日手帳」のToDo管理(記載)に関しては付箋利用が私には合いそうです。

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ビジネスマンのための「読書力」養成講座

ビジネスマンのための「読書力」養成講座 Book ビジネスマンのための「読書力」養成講座

著者:小宮 一慶
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
Amazon.co.jpで詳細を確認する

すっかりシリーズ化した『ビジネスマンのための「○○○」養成講座』。

今回は読書力。

本書の帯より引用
速読だけじゃムダ!
本は頭をよくするために読め!
小宮流目的別5つの読書法
①速読
②通読レベル1
③通読レベル2
④熟読
⑤重読
読書法は、速さではなく、「目的」によって使い分けろ!

なんでもかんでも速読、
それではせっかくの読書がもったいない。
「目的」によって読み方を変える。
読書に対する思考法を身につける本になっています。

途中、お勧め本コーナーが書面を結構さいて紹介されていますが、
今回の「読書力」もなかなか面白い切り口で書いてあります。

小宮流読書法を本書を引用しつつまとめますと次のようになります。

1.速読
求める情報を探すために、要点を素早く把握するための読み方。

2.通読レベル1
一般的な読み方。最初から最後までふつうに読んでいく方法。

3.通読レベル2
レベル1プラス、線を引いたり感じたことを書き込んだりメモするなどしながらじっくり読む。

4.熟読
ゆっくり読むのではなく丁寧に読む。ほかの本を参照したり、いまならネットで関連情報をとりながら読む。
この熟読という読書法こそが、もっとも頭を鍛え、論理的思考力のベースをつくる、つまり、頭をよくする読書法。

5.重読(再読)
同じ本を繰り返し読むこと。自己啓発的な本。

著者の速読とは要点の拾い読み。
全部読まない。いかに不要な部分を最初の段階で捨ててしまうかがポイント。

・章ごと捨てる
・項目単位で捨てる
・段落単位で捨てる

これはキーワードがあるかどうかで見極めていく。

速読の重要な部分で
手に入れたことを見直すことができる状態にしているか
というのがありました。
つまり自分なりのインデックス(線でも、付箋でもなんでもいいです)により
すぐに情報を引き出せるか、ということだと思いますが、
言われて納得の部分です。

著者の本を読むときの方法として
仮説を持って読むそうです。
自分の「仮説」を「検証」する。
そうすることにより読書の「読め方」「見え方」が違ってくるそうです。

本書のメインの熟読。これが頭をよくする読書法です。

論理を追ってきっちり読むこと。

面白いことですが、熟読では
必ずしも、本の最初から最後まで全部を読まなくてもいい。

知りたいことだけを、きっちり論理立てて読む。

文章に出てくる「What」を読みながら、
「Why」が分かるようになるまで読み込み、
それを「How」として自分のノウハウとし、ほかのことにも応用できるようにする

これ「ひらめき」を生む重要な考え方です。

同シリーズの中では私的に一番面白かった本でした。

ビジネスマンのための「読書力」養成講座 Book ビジネスマンのための「読書力」養成講座

著者:小宮 一慶
販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン
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ビジネスマンのための「発見力」養成講座
ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書 20)
ビジネスマンのための「解決力」養成講座 (ディスカヴァー携書 (025))

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クリアホルダー整理術

クリアホルダー整理術 Book クリアホルダー整理術

著者:福島哲史
販売元:すばる舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

リアル書店でパラ見して、買ってしまいました。
チョットやわらかめのネタの書籍です。

クリアホルダー(CL)ネタだけで書籍一冊作るのは凄い。
けど後半、強引なネタもあります。

例えば
雨の日も安心、自転車のサドルカバー
衣装ケース
まぶしい日差しをシャットアウト、日傘
急な雨でも大丈夫、雨傘
コミュニケーションに最適、はりせん  等など・・・

ほとんどギャグですね、これは・・・

ビジネスマンが整理すべき三大要素
①モノの整理
②情報の整理
③頭(思考)の整理

こうした整理の補助ツールとしてCLが活用できるようです。

本書でいう「整理」とは?
「ムダなモノ」不要なモノを処分すること。
つまり整理とは「捨てる」こと。

整理術の書籍などには必ずでてくるキーワード「捨てる」。
本書でも重要な部分になっています。

整理のポイント
モノの整理→とにかくCLに入れる(投げ込み整理)
情報の整理→入ってきた情報を整理する(紙面化されている情報ならすぐにCLへ)
頭の整理→モノ化する(ポストイットなどにメモして紙面化してCLに入れる)

本書でいうクリアホルダー(CL)のサイズはA4です。
A4サイズのCLを使って何でもA4サイズへ「定型化」してしまいます。
大きさをそれえることにより整理の効率化が進みます。

CLの整理法の本質は階層化(ディレクトリー化)
CLを更にCLで束ねてしまう。
パソコンでいうフォルダ分けのような感じです。
これ結構やっている方いると思います。

次にCLの分類について
A:すぐに処理したい、カバンに入れてもっていきたい(緊急)
B:あとでじっくり判断したい(保留)
C:とても重要なもの(重要)
D:捨ててもよい(削除)

A~CのCLを自分の頭の外にある頭として考えることにより、
本来の頭のキャパシティーを増やそう、あるいはキャパシティーを増設しようというのが著者の考えです。
本書の副題の「キャパ30倍の効果!」はここからきています。

この中でDの役割は非常に大きい。
完全に「捨てる」ではなく「捨てるために置いてある状態」にすることで思い切ってそこにストックできる。

私も一部のToDoの処理に関して同じようなことをしています。
まずFAX、郵便、メールのプリントアウトした物等を
「ToDo処理」とかいたクリアホルダーに放り込んでいきます。
全部終了すればクリアホルダーの中は空になり視覚的にも処理状況がよくわかります。
(クリアホルダーはボードに貼ってあります)
一日の終わりには空になっているのが理想的です。
そして、実際に捨てるのに迷ったものは「ゴミ箱」と書いたCLに放り込んでいきます。
ある程度の期間がたってから「ゴミ箱」は整理します。
その時には、ほとんどの物が実際のゴミ箱へいきます。

この書籍を手にしたのは第3章の「クリアホルダー発想法でアウトプットしよう!」に引かれて買ったのですが、
正直ここの部分からは新しい発見はありませんでした。

クリアホルダー整理術 Book クリアホルダー整理術

著者:福島哲史
販売元:すばる舎
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