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「手書き」の力

「手書き」の力 (PHPビジネス新書 72) Book 「手書き」の力 (PHPビジネス新書 72)

著者:和田 茂夫
販売元:PHP研究所
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副題に「デジタル時代だからこそ、使える!伝わる!」とあります。
手書きの文書を目にする機会はすっかり減ってしまいました。
せいぜい自分の手帳の中ぐらいです。
世の中デジタル機器などで出力された文字ばかり。
そんな時代だからこそ「手書き」が力を発揮する。
でも、そんなには使ってはいけない。
最小限の「手書き」だから威力を発揮する。
そんなポイントを本書は説明しています。

著者は一時期、すべてをデジタル化できないか試みたが、うまくいかなかったそうです。
著者はパソコン関連の書籍も多く書いています。
そんな著者があえて「手書き」を題材にするところに視点の鋭さがあります。
面白い。

「手書き」のコミュニケーション力を、礼法を例に説明しています。
「礼法の基本は、相手のために時間を使うことです。」
「手書き」も同じで、「相手のために時間を使いました」とアピールできるのがポイントです。
もちろん全部を手書きにすると、私など特にそうですが、汚くて読めたものではありません。
本書でも「手書き」する部分は最小限をうたっています。
「手書き」する部分においては「心を込めて書く」。
これは普段より丁寧に、少し時間をかけて書くことだそうです。

この情報化の世界において、どう「手書き」と「デジタル」を併用するか?
その答えとして著者は次のように述べています。

情報の「入口と出口」を手書きで押さえる。
入口・・・最初に情報に接した時の入力においては手書きがよい。手書きメモなどがそれにあたります。
出口・・・人にメッセージを発信することや、自分のメモを見返すことなど。

以上より途中のプロセスは「手書き」「デジタル」何でもいい。
情報の「入口」か「出口」にあたると思ったら「手書き化」を考える。

発想するにも「手書き」が重要だということに気付かされました。

私、何気に頭の中のモノをアウトプットするのであればPCも手書きも変わりないと考えていました。
発想の手助けとしてマインドピースというソフトも使っています。

でも本書を読んで、考えて思いました。
「手書き」が発想を生み出すには必要であること。
モノを考えるときに「手書き」で無意識に動かす手の動きは、当然脳に直結しています。
「手書き」の手の動きには脳を刺激するには適しているのがわかります。
PCだと、思ったことを思い描くように「手描き」できない場合もあり制限がもうけられます。
本書でもビジュアルに関しても「手書き」を推奨しています。

「てがき」は「書く・描く」で自由度が高まるのが良いということです。

時には視点を変えて手書きにこだわってアイデアを出してもいいかもしれません。

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