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2009年12月の11件の記事

緊張性筋炎症候群(TMS:Tension Myositis Syndrome)

ここのところ腰痛から左臀部左足がつるような感じの痛みが発生しています。
ある一定の方向に曲げると痛みが走ります。ひどい時は何もしていなくても鈍痛があります。

10年ほど前にもこんな感じの症状が出たことがありました。
当時、私は自分の薬局を持っていて、かなりのハードな働き方をしていました。
その時は、朝起き上がることもなかなかできず、それでも病院にはいかず、店を開けていました。
それこそ、掃除をしようとしても塵取りを持ち上げることもできない状態でした。
そして、歩くにも痛みが走り困難な状態になったので、店を抜けて病院にいきました。

レントゲンなどを撮り検査しましたが、結果何も異常が無いとのこと。
なかなか威勢のいい女医さんに、「ただの運動不足です。」と言われ、背中をポンとたたかれた瞬間、腰の痛みが消えていったのです。
「えっ」という感じでした。
もちろんすぐに完治とはいきませんでしたが、その後は通院などすることなく日薬的によくなりました。
実は腰痛には原因が見当たらない、腰痛も多いようです。

今回もまだ病院に行くことなく過ごしています。
本当は病院に行き原因があるのか、無いのかを確認しなければならないのですが・・・

それはさておいて・・・
「緊張性筋炎症候群」(TMS)って知っていますか?
私はついこの前知って、書籍類を取り寄せているところです。

「緊張性筋炎症候群」は心が体に影響を与える腰痛なのです。

NLPの前提に「心と体は有機的なシステムである。」というのがあります。
また東洋では「心身一如」(しんしんいちにょ)という言葉もあります。

ともに「心と身体はひとつのつながりのもの」という考えです。
心と身体は相互に作用し、影響を与え合います。一方に影響を与えないでもう一方を変える事はできません。
考え方が変われば身体(行動)も変わります。行動が変われば考えや感情も変わります。

多少なりとも、こんなところとも関係がありそうな「緊張性筋炎症候群」。

「緊張性筋炎症候群」(TMS)は、無意識レベルで押さえ込まれた「怒り」や「不安」などの感情が、
意識レベルに出てきそうになると発生する痛みのことです。(主に腰痛など)

緊張性筋炎症候群はジョン・E・サーノという医師が定義した言葉です。
心が痛みを発生させるメカニズムとしては、自律神経系が関係してきます。
自律神経は無意識的に働いています。
呼吸や食べ物の栄養吸収、汗をかいたりなど、生命維持に必要な生理反応などを支配しています。

無意識レベルで押さえ込んでいた怒りの感情などにより、脳がオーバーヒートを起こしそうになると
生命維持のため、自律神経系が勝手に働きます。
この場合は「怒りの感情」などをこれ以上、心に意識を向けさせない為に痛みをつくり、肉体に意識を向けさせます。
細動脈を収縮して、組織に酸欠状態を引き起こさせます。それが痛みとなって現れるのです。

緊張性筋炎症候群の治療としては、
「表面に出ている痛みは脳が勝手に作っている痛みであることへの理解」
「怒りを押さえ込まず、引きずらず、感情をその場で解消する」
このようなことが治療のメインになってきます。

なんか思い切りNLPが使えそうな感じですね。

以下の書籍を取り寄せていますので、いい情報がアウトプットできそうであれば記事にしますね。

サーノ博士のヒーリング・バックペイン―腰痛・肩こりの原因と治療 Book サーノ博士のヒーリング・バックペイン―腰痛・肩こりの原因と治療

著者:ジョン・E. サーノ
販売元:春秋社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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山崎啓支さんの新しいWebサイトがオープンしました

NLPラーニング代表の山崎啓支さんの新しいサイトが2つオープンしましたので紹介させて頂きます。

一つは山崎啓支さんのオフィシャルサイト。
http://www.yamasakihiroshi.com/

そしてもう一つが新事業のNRTのサイトです。
http://www.natural-rt.com/top.html

いよいよNRTが動き出しました。
本来の自分に戻るプログラムです。

また楽しみが増えました。

が、相変わらず私の状況は変わりなく、
NLPのプラクティショナーさえ受講できていない状況ですが・・・・

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「安定」を好む無意識

「昨日の状態を維持しながら、今日も生きています。」

多くの人はいつもと同じ時間に起きて、身支度、朝食を済ませ、通勤。
そして、いつものデスクの前に座り、いつもの仕事が始まります。

ここまでのところを意識的に行っている人は少ないんじゃないんですか?
意識的に歯ブラシに2cmの歯磨き粉をつけて、口に歯ブラシを入れて縦に何往復・・・なんてやっていないですよね。
トイレに入って、大便をして、トイレロールを20cm引き出し・・・なんてやっていないですよね。

これを意識してやっていたら、きっと頭はパニック、っていうか疲れてしまいます。
無意識にできるからこそ疲れなくてすみます。

そして、最初の文に戻りまして、
「昨日の状態を維持しながら、今日も生きています。」

無意識は「安全・安心・安定」を好みます。
昨日、無事に過ごすことができたなら、その時と同じ状態を維持しようとします。
安全・安心して過ごすことができたので、それを安定した状態にします。

「変わらない毎日が幸せ」とするわけです。
(意識が幸せかどうかではなく、勝手に無意識が幸せと感じる状態)

これはこれで素晴らしいのですが、「いま一歩、踏み出そう」としている人にとっては、
この無意識の性質は大きな壁になります。

「安定」を好むということは、「変化」を嫌うという傾向になるわけです。
いつもと同じ場所がいいのです。いつものメンバーがいいのです。
いつもの・・・

バタフライ効果というものがあります。

「中国でチョウが羽を羽ばたかせることによってできる大気の変化が、長時間経つとニューヨークに竜巻を起こす。」

もちろんこれは比喩なわけですが、「とるに足らない小さな因子でも、大きな影響を与える」ということです。

ちょっと日常で「バタフライ効果」を使ってみましょう。

毎日の起床時間を少しだけ変えてみる、朝のTV番組を変えてみる、いつもと違う靴にしてみる、
通勤に使う道を変えてみる、会社について最初にやることを変えてみる・・・

こんな些細な変化が無意識に大きな変化を与えることもあるんじゃないでしょうか?

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ディソシエイト

今朝の通勤時に法廷速度で車を走らせていたら、後ろからおばさんの乗る車ファンカーゴにあおられた。
その時、私はムカッときて車のアクセルを深く踏んでスピードを上げはじめた。
昔の私であればきっとこのままぶっちぎってファンカーゴを置き去りにしていたのだが、今は違っていた。

踏み込んだアクセルを戻しつつ「コントロールされている」と思った。
見ず知らずのおばさんにコントロールされ、アクセルを踏み込みスピードを上げようとしていた。
「怖い」と思った。

気づかないうちに他人にコントロールされているって「怖い」ですね。
でも、日常的に私たちはきっと上記のようなことがあるのではないですか?

以前に価値観というところでも書きました。

「物事の意味は、それ自身に内在するのではなく、
物事に対する我々の姿勢の中にある」
    サン=デグジュペリ

NLPではリフレーミング、サブモダリティーチェンジなどを使ってそれを実現します。
(ブログ内関連記事 サブモダリティーチェンジリフレーミング)  

『「現実そのもの」を変化させるよりも、私たちが「現実を体験する方法(解釈の方法)」を
変化させる能力を使う方がはるかに効果的であることが多い。』

私たちの人生は「自分の選択」によって創られていきます。

例えば、上記の例ですと、
私はおばさんの車にあおられて、イライラ怒って、アクセルを踏み込むという選択をしました。
「車にあおられる」という一つの現象を「怒り」という「感情」に変え、そして「アクセルを踏み込む」という「行動」を選択したのです。
(補足:「怒り」とは心理学的には「二次的感情」だそうです。つまりその前に別の感情がでています。
この場合の一次的感情は「馬鹿にされた」ということです。)

今朝の出来事、ちょっと大げさな言い方かもしれませんが、「他人に人生を創られた」って気がしませんか?
もしアクセルを踏み込みスピードを上げ、人をはねたとたら・・・、それこそ人生真っ暗闇。

自分で選択できる余裕が生まれるとどうでしょうか?
NLPを学ぶと選択肢が増えます。

感情的になっている時は視野が狭くなりやすく、選択肢が少なくなります。
選択すらできないのかもしれません。
多分、無意識的に何かを判断して行動に移しているはずです。

こんな時、一つの方法としてNLPではディソシエイトを使います。
ディソシエイトとは、自分を客観的に見る手段の一つです。
自分自身からモノを見るのではなく、例えばTV画面に写っている自分の姿を見る。
外から自分を見ることです。
その時の感情を薄めて、的確な選択をできるようにするわけです。

これもやってみるとわかるのですが、感情的にどっぷり浸かっている時は、
ディソシエイトすることすら忘れてしまいます。
ですので日頃からのトレーニングがものを言うと思います。

私が参考にしているNLPトレーナーのブログに書いてあった方法を一つ紹介します。

「その時の自分の感情に点数をつける」というものです。
凄くシンプルですけどディソシエイトしやすくなります。

詳しくはこちらにアクセスして下さい。
「脳力と潜在意識の使い方NLP講座」
こちらのNLPトレーナーのマイケル山浦さんのブログにはヒントがたくさん詰まっていて楽しいですよ。

自分の人生は自分の選択でできている。
言い換えると、「自分の人生は自分で選択できる」ということですね。

まずは自分のその時の感情に気づき、しっかり感じて点数をつけてみてください。
上手くディソシエイトできれば、その感情に振り回されなくすみます。
感情をこんなふうに取り扱うのは少し機械的かもしれませんが、
潜在意識のプログラムに気づくと、もともとロボットのように動いている自分に驚きます。

客観的に自分の感情を見れるようになれば、潜在意識のプログラムも明らかになっていきますよ。

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【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.7

【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.7

(No.6からの続き)

さて、いかがでしたでしょうか?

まず五感で世界を認識しているということを理解いただきました。
コカコーラ、ポメラの例で説明しましたね。
そして、言葉が感覚に影響を与えるということをレモンをイメージしていただき体験しました。

コミュニケーションの本来の目的は「相手に何らかの影響を与え、変化をつくりだすこと」でした。
そして変化とは感覚の変化であり、それは無意識レベルでおきているということです。
ラポールも無意識レベルで築くことが必要であり、呼吸によるペーシングについて、
そしてそれ以前の人としての在り方もお話しました。
根底には無意識レベルのプログラムが存在していました。
それはあなたを守るための「安全・安心・安定」欲求ですね。

人はそれぞれの世界地図の中で物事を解釈しています。それゆえにミスコミュニケーションも起きてしまっていました。
そこで「質問」「確認」をして、それを防いでいこうということですね。

当たり前だけれど、できていないことも多いですので「ホウ・レン・ソウ」はもう一度確認してください。
時間の都合、体験していただくことが少なかったですが、一度やっていただきたいことがあります。
それは「呼吸のペーシング」です。
職場でも、家族とでも結構ですので、ペアになり、一方に少しわかりやすいように呼吸をしてもらい、もう1人がそれに合わせるだけのことです。
呼吸を合わせてもらっている時の感覚をぜひ体験してみて下さい。
このような感覚を体験しているのと、していないのではラポールを作る上でも随分違ってきますよ。

では、また次の機会があればお会いしましょう。

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【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.6

【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.6

(No.5からの続き)

「息の合うカップル」「息の合う夫婦」っていう言葉があります。
これはラポールが築けた状態なわけです。
では、このような二人はペーシングをしたのでしょうか?
意識的にペーシングなんてしていないですよね。無意識的にラポールができていたと思われないでしょうか?

皆様ご自身に置き換えてもわかると思います。
別にペーシングしなくても、なかのいい友達や恋人になったわけです。
では、そこに共通する部分ってなんなんでしょう。
ここでもう一度、無意識レベルのラポールを築く達人の赤ちゃんに登場してもらいましょう。
赤ちゃんはほとんど無意識的に生きていますよね。意識的に今からご飯食べようとか、寝ようとか、泣こうとか思わないわけです。
そんな赤ちゃんが微笑んでいたら好意的に私たちは接します。微笑んでいなくてもなぜか癒される感覚を覚えます。
赤ちゃんはペーシングしないで、私たちの心を開いてくれています。何故でしょう?

それは、赤ちゃんは良い悪いを関係なく私たちを見ていてくれるからではないでしょうか?
そして、まだ価値観というものもなく、すべての人を受け入れる心を持っているからではないでしょうか?

ラポールを築く上で大切なこと、
それは自分自身の在り方なんです。
ラポールの本質はテクニックではなく人の存在そのものなんです。
相手の全てを承認できる私であればラポールは築けます。
テクニックで外見的に呼吸を合わせ、形も合わせ、価値観も合わせたとしても、
もし内心で相手の事を軽蔑していたとしたら、相手はなぜか私を信用できないし、抵抗をするでしょう。
相手にとって私が「安全・安心」な存在であれば、もうペーシングなんて必要ないんです。
ですのでペーシングを使って相手を操作してやろうとか、コントロールしてやろうとか思ったら真のラポールなんて築けません。
自分自身に置き換えればすぐにわかります。
皆様は誰かに操作されたいんですか?コントロールされたいんですか?そんなはずはないと思います。

自分自身が相手にとっての「安全・安心」な存在になるということを心にとめておいて下さい。
その上でのペーシングこそ意味あるものだと思います。

私たちは言葉を使って多くのコミュニケーションをとっていきます。
では、言葉はどのように自分から発せられ、相手に届いているのでしょう。

例えば、あなたは昨日、2時間程の映画のDVDを見ました。そして友達にそのDVDの内容を説明するとします。
まず、あなたはどのように説明するのでしょう。
当然ですが、2時間の映画を2時間かけて説明する人はまずいません。
そこで、おこるのが「省略」です。せいぜい5分程度にまとめて説明します。
あなたの体験を言葉に変える際に多くの情報が省略されるのです。
そして、あなたが印象に残ったところが中心に話されるわけですから、
そこで「歪曲」がおこります。自分のフィルターを通して説明をしているんです。
「地図は領土ではない」ですね。一人一人が自分の地図を参照しながら話しているんです。

そうすると、どうでしょう。同じDVDを見た人に説明を受けたとしても、
きっとポイントとなる部分は人によって随分違ったものになっているはずです。
このようにまず体験を言葉にして発する場合は「省略」と「歪曲」がおきるということです。
話者の伝えたと思っていることと、受け手の間では情報のすり抜けがあり、正しく伝わっていないことがあるのです。
話者の体験の多くの情報が省略された言葉を理解するには、受け手は過去の体験・経験につなげて理解することになります。
ここでも多くの言葉の意味の違いが発生します。では、どうすればミスコミュニケーションは防げるのでしょうか?

凄く簡単です。それは「質問」「確認」をすることです。
質問とは欠けた情報を埋める為の質問をするのです。
確認とは自分が受け取った内容でいいのか自分の言葉を使って確認するのです。
社会人1年生の頃に習った「報告・連絡・相談」、いわゆる「ほうれんそう」ですね。
当たり前すぎて忘れがちですが、これは凄く大切だということです。

できていると思っている限り、ミスコミュニケーションはおこります。
もう一度基本に戻って「質問」「確認」をしてみてください。

(No.7へ続く)

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【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.5

【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.5

(No.4からの続き)

それにはまず人間の深い部分にあるプログラムの存在に気づく必要があります。
いわゆる本能ですね。人間は生き長らえる為に「安全・安心・安定」欲求を持っています。
無意識は常に「安全・安心・安定」を満たす為にプログラムを作動させているのです。
ですから、ラポールを築くには「安全・安心・安定」の状態をつくればいいわけです。
コミュニケーションに関しては特に「安全・安心」欲求が大切になります。

私の職場に新しい社員が入ってきたとしましょう。
私もその方も初めて顔を合わせます。
お互いにわからないことばかりです。
特に新しい社員の方は「場」自体もわからないことだらけで不安でしょう。
何日かかけて職場になれて、そしてお互いが日頃の会話でわからないことを埋め、
安全安心欲求を満たしていくわけです。時間をかけながら心理的距離を縮めていくんですね。

NLPではもっと短時間で心理的距離を縮める為に「ペーシング」という技術を使います。
日本語では「合わせる」ことです。
例えば、相手の話し方、呼吸、リズム、スピード、状態などをペーシングします。
相手と同じ状態を作ってあげれば相手は安心します。なぜならば、自分と似た存在ですのであなたのことが何となくわかるからです。
相手の事がよくわからない場合に緊張したり、身構えたりするのではないですか。

ですから、あなたにとって私は安全だということを伝えればいいのです。それも相手の無意識にです。
ペーシングも基本的には言葉ではなく、非言語の部分を主体にしていきます。
相手に合わせるポイントは無数にあります。
表情、姿勢、動き、呼吸のリズム・浅い・深い、声のトーン・テンポ・・・

でも、こんなに多くの事に意識的にペーシングするなんてなかなかできないです。
もちろん車の運転のように繰り返しの訓練によってそれも可能になりますが・・・
意識は同時に二つ以上のことをとらえるのが苦手でしたよね。

では何に焦点を絞ってペーシングするかというと「呼吸」です。
呼吸を合わせることができれば、話すペースも合ってきます。
実際にやってみるとわかるのですが、速い呼吸をしながらゆっくり話すことはできませし、
逆にゆっくり呼吸をしながら速く話すこともできません。
呼吸は普段は無意識的です。意識することなくペースをつくっています。
緊張した時などは呼吸のペースが無意識的に速まります。そこで意識的に深呼吸をして落ち着かせたりします。

では、相手の呼吸にペーシングします。
相手の肩の動きや、胸の動き。あるいはお腹の動き、注意して観察していく部分は多いです。
人によって呼吸が動きとして現れる部分は違います。これもある程度の訓練は必要ですね。

身の回りの人を今日から観察して、どの位置で呼吸の動きをとらえることができるのか探してみてください。
なかなか難しいですよ。わかりやすい人もいれば、全くわからない人もいます。
そこで思うんですが、一緒に笑ってみるというのも一つの手段な気がします。
一緒に笑うことで呼吸って一致しませんか?これは結構効果ありますよ。

そしてもう一つ。
無意識にゆだねるというのも一つの手段です。
無意識は安全安心を好みます。つまり元々は共鳴したがっているのではないでしょうか?

例えばこんな感じの事をイメージして下さい。
私は大きな光の球体の中に相手と共に入ります。
私は相手の無意識との呼吸のペーシングを始めます。
球体は相手の呼吸に合わせて拡大縮小を繰り返し始めます。
すると徐々に2人の呼吸と球体の動きも合っていきます。

これやってみると意外とできます。
ただし、自分自身の気持ち次第です。
これはどういうことかと言うと、少し重要な話になるのでよく聴いてください。

(No.6へ続く)

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【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.4

【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.4

(No.3からの続き)

「頭で理解する」「胸で共感する」「腑に落ちる」
この言葉を皆様はどのように受け取りますか?

・・・・・
・・・・・
・・・・・

ここで「意識」「無意識」についてお話しますね。

「意識」は「無意識」と比べると性能の悪い旧型のパソコンのようなものです。
性能が悪く、古いOSをつんだパソコンは多くのソフトを同時に立ち上げると固まってしまいます。
「意識」も、同時にたくさんの事をとらえるのが苦手です。
一度にたくさんの事を処理しなければならない時に、パニックになり頭が真っ白になったりします。

では車の運転はどうでしょう。一度にたくさんの事をしますがパニックにはなりません。
もちろん教習所に通っていた頃や初心者マークの頃は違っていたかもしれません。
でも繰り返しの運転操作により、私たちは無意識的にいつしか色々な操作を同時にできるようになったのではないでしょうか。

「意識」と比べると「無意識」は圧倒的な力があります。その力は「意識」1に対して「無意識」は2万とも言われているほどです。
脳の機能は3%しか使われていなくて、残りの97%は使えていないとも言われます。

ではコミュニケーションする上での意識とは?
先ほどの言ったことを思い出してください。
「頭で理解する」って、考える、つまり思考ですね。なんとなく意識的だと思いませんか?
それに比べて「胸で共感する」「腑に落ちる」って、感覚ですね。身体で勝手に感じる感覚です。勝手に感じるのなら無意識的だと思いませんか?
「頭で理解する」「胸で共感する」「腑に落ちる」は順番にだんだん深い部分にはいっていく感じですね。

ここで少しまとめていきますね。
つまり、「意識」とは「思考(頭)」である。そして思考は何でしているかというと「言葉」でしています。
たとえ声に発しなくても、頭の中で「言葉」として現れているはずです。
そして「無意識」は「身体」で感じるものです。「感覚」ですね。

意識=思考(頭)=言葉

無意識=身体=感覚

感覚に変化を与えるコミュニケーションをとるにはどうすればいいのか?ということでしたが、
それは「無意識レベル」でのコミュニケーションということです。頭ではなく身体感覚です。

コミュニケーションの本来の目的とは、「相手に何らかの影響を与え、変化をつくりだすこと」でした。
そして変化とは感覚の変化です。感覚の変化とは無意識のレベルで起きるということです。
「無意識」へのアプローチって大切ってことですね。

皆様もこんな経験ありませんか?
「この人の言っていることは正しいと頭では思うのだが、なんだか納得いかない。」
または逆に
「この人の言っていることは本当のところ良くわからない部分もあるが、なんだか共感してしまう。」
この両者の違いはなんなんでしょう。

・・・・・
・・・・・
・・・・・

「心が開いているか」「心が閉じているか」ではないでしょうか?
心が閉じている状態で聞いた言葉は、日本語であればもちろん理解できますが、頭での理解になります。

で、ここで再びラポールについてふれていきます。

ラポールとは信頼関係とお伝えしました。
そして、ラポールには「意識レベルのラポール」と「無意識レベルのラポール」が存在しているということでした。
NLPは無意識の領域を取り扱うのが得意です。
ここではNLP的には・・・
ということでラポールについてです。

ラポールとは無意識レベルの「同調」、「共鳴」です。
共鳴現象という言葉を聞いたことがあるという方もいるかと思います。

楽器などのチューニングに使う音叉(おんさ)と呼ばれるU字型の金属製の道具があります。
理科の実験で使ったことがある人もいるかもしれません。
音叉を少し離して2つ置いて、一つの音叉を打ち鳴らすと、もう一方の音叉は触れることなく音を響かせるというものです。

無意識レベルのラポールとは人と人でこのような共鳴をつくることです。
そんなことできるのでしょうか?実は気づかないだけで皆様もきっと経験済みだと思いますよ。
無意識とは身体感覚です。
ですので、例えば映画で感動した時、コンサートで心が振るえた時、大自然の中に身を置いた時の感覚など。
これらはあなたの無意識が他の何かと共鳴している時です。決して意識的に感動したわけではないと思います。
さらに、ふと目が合った赤ちゃんが微笑んだ時に、無意識的に微笑み返したことないですか。これ正に共鳴です。
赤ちゃんは無意識レベルのラポールを築く達人です。

ではそんなラポールをどのように築いていったらいいのでしょうか?

(No.5へ続く)

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【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.3

【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.3

(No.2からの続き)

二つの例を使って脳の働きを体感しました。
そしてこのことから何が言えたかといいますと、言葉の裏側にあるイメージは過去の体験・経験で人それぞれ異なるということと、
言葉は感覚に変化を与えることができるんだ
、と言うことを学んだということです。

感覚に変化を与えるということをもう少し詳しくお話していく前に・・・

ここでNLPの基本前提のお話を少しさせていただきます。
NLPには団体などによっても違いますが、十数個の基本前提があります。
基本前提とはNLPを学ぶにあたっての原理原則のようなものです。
ここではコミュニケーションに関わる前提を3つ紹介していきます。

・地図は領土ではない。
・他者の世界地図を尊重することはコミュニケーションの根本条件である。
・あなたが相手から受け取った反応があなたのコミュニケーションの成果である。

この3つの基本前提について少しお話させてもらいます。

まずは「地図は領土ではない」。
なんとなく聞いたことのある方もみえるのではないでしょうか?
例えば、皆様がいるこの場所を地図にしたとすると、様々な地図が実際に存在します。
カラーのものもあれば、白黒のものもある。
写真もあれば、わかりやすくした図のようなものもある。
縮尺も様々です。
このように同じ場所を描いた地図でも、たくさんの地図があります。
しかし、どの地図も実際のこの場所そのものではないということです。
また、使う用途によっては全く不向きで役に立たない地図もあります。

私たちも同じです。人それぞれ様々な地図を脳で描いています。
そしてその地図を参照して、物事を解釈しています。
どの地図が正しくて、どの地図が間違いというわけではありません。
また、たくさん選択できるように多くの地図を持っている人もいれば、
更新することなく、増やすことなく、かたくなに一つの地図で物事を解釈している人もいるのです。

そして、また別の言い方もできます。
地図は言葉、領土は体験と置き換えることもできます。
これは先ほどから話していることですね。
「言葉は体験ではない」

このことはすでに何回か出てきましたが、
言葉にした時点で、その人の解釈が混じってきているので、その人の体験そのものではないということです。
そして、その言葉を受け取った人も受け取った人の過去の体験・経験で解釈されるので、また違ったものになる可能性もあるということです。
このようにコミュニケーションをするにあたっては他者の描く地図を尊重しなければならないんです。
これは二つ目の前提ですね。
「他者の世界地図を尊重することはコミュニケーションの根本条件である。」
この他者の世界地図を尊重するということは、相手との信頼関係が重要になります。
信頼関係。これをNLPでは「ラポール」という言われ方をします。
ただし、このラポールにも「意識レベルのラポール」と「無意識レベルのラポール」が存在することをお伝えしておきます。
NLPは無意識を取り扱うことを得意としています。
「意識」、「無意識」という言葉についても後ほどふれていきますね。

そして最後の「あなたが相手から受け取った反応があなたのコミュニケーションの成果である。」というのも、
何となくおわかりいただけるかと思います。
話した量ではなく、相手に伝わったかどうか?ですね。

ですから、ここまでの私の話がうまく伝わっていないとしたら、私は皆様に上手くコミュニケーションがとれていないということになります。
この場合は相手、ここでは皆様からのフィードバックを参照して話を進めていかなければならないということです。

それでは、感覚に変化を与えるコミュニケーションをとるにはどうすればいいのでしょう?

(No.4へ続く)

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【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.2

【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.2

(No.1からの続き)

ここでもう一つ、脳の働きを体感してみましょう。
よくある例ですので、やったことのある方もみえるかと思いますが、お願いします。
さあレモンを想像してみましょう。

私の言葉を感じながら聞いてください。目を閉じた方がイメージしやすい方は、目を閉じて下さい。
そうでない方はそのままでもOKです。
まずは深呼吸を2回ほどしましょうか。
空気の通りを鼻腔で感じながら呼吸をしてみましょう。

さあ目の前に黄色のレモンがあります。
できる限り、五感を使ってありありと臨場感を持ってレモンをイメージして下さい。
どちらの手でもかまいませんので、目の前のレモンを手にとってみましょう。
ちょうど手のひらにすっぽりとおさまる形のよいレモンです。つやつやと光を反射しています。
すこしひんやりとします。そして実が詰まっているのでしょうか。見た目よりずっしりしています。
どうですか、手に持った感触と重さを感じていますか?
表目は少しざらざらします。触ってみて手触りを感じてみましょう。
そのレモンを鼻に近づけてみましょう。少し柑橘系のスッとしたいい香りがしますね。
では果物ナイフで半分に切ってみましょう。切る瞬間、果汁がシュワッと飛び散りました。
そしてレモンの柑橘系のキツイ匂いがツンとします。そして切ったレモンの断面はみずみずしく果汁に満ちた果肉が詰まっています。
ではチョット半分に切ったレモンを手で絞ってみましょう。ぎゅーっと。手にこぼれた果汁をチョットなめてみて下さい。
どうですか・・・

さあ、皆様の中で実際に唾が出た方みえますか?

・・・・・
・・・・・
・・・・・

多くの方が実際に唾が出たのを体験されました。

では、実際にレモンは目の前にありましたか?
ないですよね。にもかかわらず唾がでるという生理現象がおきました。
これはかつて本物のレモンを体験したときと同じ神経回路にアクセスしたからです。
五感による感覚の情報を私の言葉で思い出すことによって、レモンに関わる全体験が再現されたということです。
再現したレモンに身体が反応しました。大脳はイメージと本物の区別がつかなかったということになります。

これは言葉により私が皆さんの感覚に変化を与えたことになります。

さて、コミュニケーションの本来の目的とはなんでしょうか?
もちろん友達や同僚とのたわいのない会話もコミュニケーションですし、
近所の方々との連絡などもコミュニケーションに変わりはないのですが、
ここでは本来の目的です。

コミュニケーションの本来の目的とは、「相手に何らかの影響を与え、変化をつくりだすこと」ではないでしょうか?

たった今、言葉があなたの感覚に影響を与え、生理現象を起こすまでの変化を作り出す例を体験しました。

そうです。レモンですね。
もちろん、コミュニケーションでレモンをありありと体験してもあまり意味はないのですが、
変化の例をわかりやすく説明する為に、皆様にレモンを想像してもらいました。

(No.3へ続く)

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【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.1

WEB上での架空セミナーを開催します。
今回はコミュニケーションをテーマに数回に分けておこないます。
私の資格といえば薬剤師の国家資格と普通免許の資格ぐらいでしょうか。
なので、実際にコミュニケーションセミナーなどを開催する機会は今のところありません。
でも、何かを人に伝えたいという気持ちはあります。
ですので、練習のつもりでWEB上でしゃべっています。(書いています)
もし、よろしければお付き合いお願いします。

【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.1

お話していく内容は、コミュニケーションの土台です。

皆様も一度ぐらいは社会人になった時に、企業のマナー研修などに参加されたことはないでしょうか?
私も挨拶、接遇、電話対応のロールプレイをしたりしました。
言葉使いやマナーがしっかりしているとカッコいいですよね、或いは、できる人って気がしますよね。

でも、コミュニケーションの土台になっている原理についてはあまり深く学ぶ機会がなかったと思います。
そこで今回は「言葉そのものについての理解」「人がどのように言葉を発し、どのように言葉を受け取り影響を受けるか」
ということをお話していきます。

そして、コミュニケーションの原理を学ぶにあたってNLPという心理学、サイエンスを使っていきます。

NLPは「脳の取扱い説明書」などとも言われています。「脳の特徴を理解できる技術」です。

さて、私たちはこの世界をどのように認識しているのでしょうか?

・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・

私たちはこの世界を五感を使って認識しています。五感とは言うまでもなく、視覚、聴覚、身体感覚、味覚、嗅覚ですね。

例えば、これはなんでしょう。

001

そうです。コカコーラですね。
では、どうやってあなたはこれをコカコーラと判断したのでしょう。

順番に考えていきましょう。
まず、見ますよね。つまり視覚を使っています。
そして、あなたたの過去の体験・経験に繋げることによって、これが何かを判断していきます。
最後に意識として頭の中で言葉としてコカコーラが思い浮かび、声に発しました。

NLPを説明する上でこのことは関連があります。
NLPとは日本語で神経言語プログラミングと訳されます。
Neuro-Linguistic Programming(ニューロ リングウィスティック プログラミング)

Nというのはニューロン。神経のことです。もう少しわかりやすく言うと五感です。
Lというのはリングウィスティック。言語のことです。
最後にPはプログラミングです。過去の体験・経験によるプログラムです。

では先ほどの例に当てはめてみましょう。

コカコーラを見たということは視覚を使っていますよね。これはNLPのNの部分です。五感の一つを使いました。
そして、あなたの過去の体験・経験に繋げました。NLPのPの部分です。プログラミングです。
最後に意識としてコカコーラという言葉を発した。NLPのLの部分ですね。言葉です。

このようにプロセスを見ていくと、NLPの理論が脳と関係性があるということをご理解いただけたと思います。

では、ここでもう一つ、これはなんでしょう?

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きっとわからない方も見えますよね。
わからない方は類推していただいてもかまいません。

これはポメラという、折りたたみ式キーボードのデジタルメモです。
ここで「わかった人」と「わからなかった人」の違いってなんでしょう。
NLPに絡めて考えて下さい。

・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・

気づかれた方もいるかも知れませんが、Pの部分の違いですよね。
つまり、過去にポメラを知っているかどうかの違いですね。

このように過去の体験・経験によるプログラムが違えばLの部分、つまり意識にあがる言葉も変わってくるということです。
では、普段の私たちのコミュニケーションに関してはどうでしょう。
それも、まったく同じ事がいえるのではないでしょうか。
人それぞれプログラムが違うということは、同じものを見ていても意識上に思い描くものは随分変わってきます。
こんなところにもミスコミュニケーションが起る原因は潜んでいます。

過去の体験・経験によって理解が変わる。ぜひ、覚えておいて下さい。
もう一度言います。過去の体験・経験によって理解が変わるということです。

(No.2へ続く)

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