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【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.4

【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.4

(No.3からの続き)

「頭で理解する」「胸で共感する」「腑に落ちる」
この言葉を皆様はどのように受け取りますか?

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ここで「意識」「無意識」についてお話しますね。

「意識」は「無意識」と比べると性能の悪い旧型のパソコンのようなものです。
性能が悪く、古いOSをつんだパソコンは多くのソフトを同時に立ち上げると固まってしまいます。
「意識」も、同時にたくさんの事をとらえるのが苦手です。
一度にたくさんの事を処理しなければならない時に、パニックになり頭が真っ白になったりします。

では車の運転はどうでしょう。一度にたくさんの事をしますがパニックにはなりません。
もちろん教習所に通っていた頃や初心者マークの頃は違っていたかもしれません。
でも繰り返しの運転操作により、私たちは無意識的にいつしか色々な操作を同時にできるようになったのではないでしょうか。

「意識」と比べると「無意識」は圧倒的な力があります。その力は「意識」1に対して「無意識」は2万とも言われているほどです。
脳の機能は3%しか使われていなくて、残りの97%は使えていないとも言われます。

ではコミュニケーションする上での意識とは?
先ほどの言ったことを思い出してください。
「頭で理解する」って、考える、つまり思考ですね。なんとなく意識的だと思いませんか?
それに比べて「胸で共感する」「腑に落ちる」って、感覚ですね。身体で勝手に感じる感覚です。勝手に感じるのなら無意識的だと思いませんか?
「頭で理解する」「胸で共感する」「腑に落ちる」は順番にだんだん深い部分にはいっていく感じですね。

ここで少しまとめていきますね。
つまり、「意識」とは「思考(頭)」である。そして思考は何でしているかというと「言葉」でしています。
たとえ声に発しなくても、頭の中で「言葉」として現れているはずです。
そして「無意識」は「身体」で感じるものです。「感覚」ですね。

意識=思考(頭)=言葉

無意識=身体=感覚

感覚に変化を与えるコミュニケーションをとるにはどうすればいいのか?ということでしたが、
それは「無意識レベル」でのコミュニケーションということです。頭ではなく身体感覚です。

コミュニケーションの本来の目的とは、「相手に何らかの影響を与え、変化をつくりだすこと」でした。
そして変化とは感覚の変化です。感覚の変化とは無意識のレベルで起きるということです。
「無意識」へのアプローチって大切ってことですね。

皆様もこんな経験ありませんか?
「この人の言っていることは正しいと頭では思うのだが、なんだか納得いかない。」
または逆に
「この人の言っていることは本当のところ良くわからない部分もあるが、なんだか共感してしまう。」
この両者の違いはなんなんでしょう。

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「心が開いているか」「心が閉じているか」ではないでしょうか?
心が閉じている状態で聞いた言葉は、日本語であればもちろん理解できますが、頭での理解になります。

で、ここで再びラポールについてふれていきます。

ラポールとは信頼関係とお伝えしました。
そして、ラポールには「意識レベルのラポール」と「無意識レベルのラポール」が存在しているということでした。
NLPは無意識の領域を取り扱うのが得意です。
ここではNLP的には・・・
ということでラポールについてです。

ラポールとは無意識レベルの「同調」、「共鳴」です。
共鳴現象という言葉を聞いたことがあるという方もいるかと思います。

楽器などのチューニングに使う音叉(おんさ)と呼ばれるU字型の金属製の道具があります。
理科の実験で使ったことがある人もいるかもしれません。
音叉を少し離して2つ置いて、一つの音叉を打ち鳴らすと、もう一方の音叉は触れることなく音を響かせるというものです。

無意識レベルのラポールとは人と人でこのような共鳴をつくることです。
そんなことできるのでしょうか?実は気づかないだけで皆様もきっと経験済みだと思いますよ。
無意識とは身体感覚です。
ですので、例えば映画で感動した時、コンサートで心が振るえた時、大自然の中に身を置いた時の感覚など。
これらはあなたの無意識が他の何かと共鳴している時です。決して意識的に感動したわけではないと思います。
さらに、ふと目が合った赤ちゃんが微笑んだ時に、無意識的に微笑み返したことないですか。これ正に共鳴です。
赤ちゃんは無意識レベルのラポールを築く達人です。

ではそんなラポールをどのように築いていったらいいのでしょうか?

(No.5へ続く)

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