神々の山嶺(いただき) (2) (BUSINESS JUMP愛蔵版)
神々の山嶺(いただき) (3) (BUSINESS JUMP愛蔵版)
神々の山嶺(いただき) (4) (BUSINESS JUMP愛蔵版)
神々の山嶺(いただき) (5) (BUSINESS JUMP愛蔵版)
以前に記事したREADING HACKS!読書ハックで紹介されていた漫画です。
「HACKS!53 パッションを維持する読書」
自分のパッションを呼び覚ます。
そのための「座右の書」。
そこで選択するのが漫画。
「この手があったか!」と思わずうなずきました。
「神々の山嶺」はエベレスト登攀に挑む山男と、それに引きつけられる一人の男。
互いの人生が交錯する物語です。
私はもともと登山を趣味にしていたこともあり、
全巻(1巻から5巻)を思わず大人買いしてしまいました。
普段は漫画をほとんど読まないのですが、なんか最初から最後まで思いっきりはまりました。
面白かったです。熱かったです。色々、考えることもありました。
もともとREADING HACKS!では登山とビジネスにおけるとりくみの姿勢が近いということで紹介されていました。
この「神々の山嶺」を読んで自分がどのような姿勢でビジネスに取り組んでいるかを再確認する。そんな意味です。
読んでみると、そんなこと関係なしに面白かったです。
話は少しそれるかもしれませんが、
山によく登っていた頃は、家でも山岳モノDVDなどもよく見ていました。
が、あまり出来のいいものはないのが残念でした。
今回の漫画というなは、そういう意味でも発見でした。
DVDで有名どころというと「バーティカル・リミット」でしょうか。
TVでも何度か放送されているので知っている方も多いかと思います。
山岳アクションの代表作です。壮大なスケールで描かれています。
もちろん「それは、ありえない」というところもありますが、
映画なのでそんなこと考えずに楽しみたいです。
そしてお勧めなのが「運命を分けたザイル」という映画です。
これはドキュメンタリータッチの映画で、実際に起きた山岳事故から生還した本人による、
インタビューを交えながら展開していきます。
一本のロープ、ザイルによって繋がれた二人。ジョーが足を骨折している状態で宙ずり。
このままでは二人とも死んでしまう。サイモンの下した決断はザイルを切ること。
ザイルを切られたジョーはクレパスの中に落ちていく。
そこからの生還劇がストーリーになっています。
その後の話ですが、サイモンはザイルを切ったことによって、山岳会などからバッシングを浴び続けているそうです。
ザイルを切られたジョーはサイモンを弁護しています。「逆の立場であれば僕も切った」と。
生還する最後の方のジョーのセリフで、(小便を漏らしながら)
「小便の温かみがいとおしく思えた」というのが非常に印象に残りました。
自分が生きているのを、小便の温かみで実感している様子でした。
このブログではビジネス書を多く紹介しているのですが、
そんなビジネスに応用できることもありました。
「20分でどこまでいけるかの挑戦」
これはジョーがクレパスから脱出したあと、骨折した足で下山した時に繰り返していたことです。
目標を大きくとりすぎると、先に進めなくなり諦めてしまうのですが、
「あそこまで20分で・・・」などと、目標を小さくしながら進んでいったそうです。
仕事でも大きなプロジェクトを小さいなタスクに分解しながら進めると、
予定も立てやすいし、一つ一つクリアしていくことによりモチベーションも保てます。
この場面を見ながらそんなことを考えていました。
話はずいぶんそれましたが、漫画でパッションを高めるのは確かに効果的でした。
ちなみに「神々の山嶺」は「愛蔵版」ですと1050円とちょっと高めです。
わたしは「コミック版」の680円の方でそろえました。
迫力を考えるともちろん「愛蔵版」ですが、財布の中身を考えると「コミック版」ですね。
神々の山嶺(いただき) (4) (集英社文庫―コミック版 (た66-4))
神々の山嶺(いただき) (3) (集英社文庫―コミック版 (た66-3))
神々の山嶺(いただき) (2) (集英社文庫―コミック版 (た66-2))
神々の山嶺(いただき) (1) (集英社文庫―コミック版 (た66-1))
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