カテゴリー「瞑想 禅 ヨガ」の1件の記事

実践 ブッタの瞑想法

今回はここ最近練習をしている瞑想法について書いていきたいと思います。

参考にしているのはこちらのDVDブックです。

実践 ブッダの瞑想法―はじめてでもよく分かるヴィパッサナー瞑想入門 (DVDブック) Book 実践 ブッダの瞑想法―はじめてでもよく分かるヴィパッサナー瞑想入門 (DVDブック)

著者:地橋 秀雄
販売元:春秋社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

実はこの瞑想法を知る前までは全く勝手なイメージを抱いていました。
瞑想とは、座禅を組んで目を閉じ、静かに呼吸をくりかえし、集中していく・・・

ヴィパッサナー瞑想は、そんな私のイメージを変えました。
科学的というか、理に適った瞑想法です。

そもそもヴィッパサナー瞑想はブッダが悟りを開かれた時の瞑想法だそうです。

ヴィパッサナー瞑想と対比される「サマタ瞑想」があります。
これは集中型の瞑想で、心を一点に絞り「サマーディ」(禅定)という究極の集中状態を目指していきます。
こちらがよく一般的にイメージする瞑想法ではないでしょうか。
しかし究極の集中状態に達するには大変な時間を有する為、
日常的に私たちが取り組むには少し敷居が高くなります。

ヴィパッサナー瞑想は「気づきの瞑想」とも呼ばれ、
短い時間の瞑想でも心の変化を導くことが可能とされています。

ヴィッパサナー瞑想の目的とは?
それは人生の苦しみをなくすことだそうです。
そもそもブッダの悟りとは、すべての苦しみを完全にゼロにすること。

もちろん悟りを開くなどというと何か別次元の話になりますが、
近づくことによりストレスを軽減し、身軽な日々が送られるでしょう。

「ヴィパッサナー」とは「詳細に観察する」という意味です。
自分自身の心と体の現象をありのままに観察して正しく理解する。

では具体的にはどのようにやるのか?

本書では最初に「歩く瞑想」を持ってきています。
他にも「座る瞑想」「立つ瞑想」があるのですが、
「歩く瞑想」が一番動きを大きく、感覚としてとらえやすいのが、その理由です。
身体的実感が得られやすいというわけです。(これをセンセーションといいます)

例えば、
歩いていきます。
足全体の動きを感じながら「右」「左」「右」「左」と、
実際の一瞬一瞬の動きに気づいて言葉をつけていきます。

この気づきのことを「サティ」(Sati)と言い、
言葉確認のことを「ラベリング」と言います。

Step1としては「右」「左」と足全体の動きにラベリングしていきます。
Step2としては足が「着いた」「離れた」とラベリングします。
Step3として「離れた」「進んだ」「着いた」とラベリングします。
(ここでの「進んだ」は片方の足が離れて空中を移動している時の感覚です)
Step4として「離れた」「進んだ」「接触」「圧迫」「着いた」とラベリングします。
(「接触」と「圧迫」は足の裏の感覚です)

Stepが進むにつれてどんどんSati(気づき)が細かくなり、
そしてSatiを連続させていきます。

大事なポイントは、感覚を実感することです。

「現象(センセーション)が先、確認(ラベリング)が後」

心の90%は、感じることに使い、ラベリングには10%です。
これが逆になるとラベリングが掛け声になってしまいます。

こちらのWebサイトで詳細に書かれています。
ヴィッパサナー瞑想

「で、これが何になるの?」
ここまで読んで頂いて、そう思われた方もみえるかと思います。

このような「歩く瞑想」を実際に行ってみるとわかります。
一瞬一瞬「事実に気づいていく」と、心から妄想が除外されることに気づくはずです。

仏教では、人生が苦しくなるのは、思い込みや先入観などの妄想が原因になっていると考えられています。
その妄想を心から排除すると、物事をありのままに、正しく見ることができてきます。

思い込み、執着心、憎しみ、劣等感・・・
このような感覚を手放すのは難しいです。
むしろ実際に手放そうとすればするほど、離れない状態になります。

そこでヴィッパサナー瞑想というわけです。
身体を動かして実感する。
これは当然、妄想ではなく現実の出来事です。
そして過去や未来の事ではなく、今の事です。

一瞬一瞬、感じられる身体感覚に気づけば、妄想は自然と離れていきます。

この辺りのところもNLPにも通じるものがあります。
心と身体の関係、人を探究することにおいて東洋、西洋は表現は違えど、本質は同じです。

本当に妄想は自然と離れていくのか?
これも実際に行ってみるとわかります。
そんなに簡単でありません。

「歩く瞑想」中に他事を考えてしまったり、車や携帯電話の音を聞いてしまったり・・・
そんな時はすかさず、おきている現象にサティを入れます。
「考えた」「イメージ」「音」「聞いた」などとラベリングをして、
再び中心対象の足の歩行感覚に意識を向けます。

このように離れては中心対象に戻していく練習を繰り返すことにより
心の散乱状態が鎮まり、一つ一つの対象がよく見えるようになります。

一日10分の練習でも効果のあるヴィッパサナー瞑想を習慣にしたいです。

実践 ブッダの瞑想法―はじめてでもよく分かるヴィパッサナー瞑想入門 (DVDブック) Book 実践 ブッダの瞑想法―はじめてでもよく分かるヴィパッサナー瞑想入門 (DVDブック)

著者:地橋 秀雄
販売元:春秋社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)