カテゴリー「NLP/自己啓発」の15件の記事

豊かな感情を持つ

前回の記事では、
『「自分の土台」をしっかり作りたい』と、書きました。
この辺りのところをもう少し詳しく考えていきます。

無意識(潜在意識)は意識と比べるとパワーがとてつもないです。
ですので無意識が思うことはすべて叶っているわけです。
もちろんこれは良くも悪くもですが・・・

今手にしているもの、環境、状況、状態などがまさに「無意識が望んだもの」ということです。
自分で引き寄せた人生なんですね。

だからこそ土台を整えるわけです。
願望を手に入れるのにふさわしい自分になればいいわけです。
いまのこの状態状況は自分自身の投影になっているんです。

山崎さんのオフィシャルページにも次のことが書いてあります。

『「ゴール(願望)」ではなく「スタート(今の自分)」を大切にした自己実現

なりたい姿や願望(終着点)よりも、最初の動機の性質(出発点)が大切なのです』

タイミングもよく、この言葉思いっきり私にヒットしました。
詳しくは山崎さんの「オフィシャルページ」、「最高峰の変容プログラムNRT」の各ページをご覧下さい。

『「悲壮感」を持った人生が楽しいのか?「悲壮感」を持って願望が叶えられるか?』

このブログでも何度もお伝えしていますが、無意識を動かすのは「感覚」です。
その感覚がモチベーションの元になっていきます。
モチベーションは頭で考えるようなものではなく、身体で感じるものです。

「悲壮感」を身体で感じていたら、そもそもモチベーションなんて続かないのです。
その人を動かしている動機の感覚が「悲壮感」であるならば、願望も向かって来ようがない。
脳の基本原則、「脳は快を求めて、痛みを避ける」ですね。

願望を引き寄せようとする感覚が「苦」であれば、無意識は願望を遠ざけようとします。
今に豊かさを感じてください。
もちろん、今の状況が苦しい人にとっては難しい課題かもしれません。
こんなときは脳の基本原則、「焦点化の原則」を使いましょう。

「私たちの意識は同時に二つのものをとらえるのが苦手である。よって焦点化がおこる。」

私は「不幸だ」「お金がない」といっている人は間違いなく「不幸」や「不足」「貧困」に焦点を当てています。
いつもそんなことを思っているわけですから、無意識にその感覚が落とし込まれて、同じ性質のものを引き寄せているのです。
「不」のサイクルが回り続けているんですね。
そしてネガティブなセルフイメージが形成されていきます。
「不幸」や「不足」「貧困」といった状態を次々証明する為の人生を歩むことになります。

焦点を変えましょう。
誰しも必ず、少なくとも一つや二つは「豊かさ」に繋がる感覚を持っています。
そこに焦点を当ててください。
そうすると「豊かなもの」が引き寄せられ始めます。別の言い方をすれば、「豊かさ」にどんどん気づき始めます。
「豊かさ」が無意識にどんどん落とし込まれるので、ポジティブなセルフイメージが形成されていきます。
そのセルフイメージは願望達成に向けて加速度を増すのに役立ちます。

そして、このような「感覚」を持っていると、やがてある方向性に気づきます。
目に見える目標のようなものです。願望達成へのプロセスが明確になっていきます。

ポジティブなセルフイメージを土台に、夢に向けての感情を味わってみましょう。
目標や人生の意味を闇雲に探し続けるより、感覚を重視して「自分の土台」をつくることが近道になることもあります。

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自分の土台

2009年は「私の願望はなんなのか、そして何を目標にすれば、それが叶うのか。」
というような目標設定に迷走していました。

そんな中、NLPという言葉に出会いほぼ一年が経ちました。
その間、NLPの単発セミナー&独学での無意識(潜在意識)への探究を続けてきました。

そして2010年1月。
目標設定ができていません。

このブログ、当初はビジネス書の書評中心で書いていました。
ビジネスにおいても目標設定の重要性が数多く書かれていました。
そういったのを数多く読んでいただけに目標設定にこだわり過ぎていて
何かを忘れていたことに気づきました。

なぜ目標を立てたいのか?なぜ願望を実現したいのか?
それは「幸せになりたいから」だと思います。

で、いま私は幸せなんです。

生活に支障のない稼ぎができているし
家もあるし
車も2台あるし
子供は常に笑いを生み出してくれるし
妻と共に楽しい家庭を築けているし
・・・

考えてみたら本当に幸せなんです。

ただ漠然と年収は一千万は欲しいなと考えていただけです。
で、一千万になったら生活が変わるかといえば、多分変わらないでしょう。

家や車がバージョンアップするかもしれませんが、その程度ですかね。

昨年の12月頃から腰痛に悩まさせられていて、この1月になっても治っていません。
この前、整形外科に行って検査をしたら、腰椎の一番下の椎間板が薄くなって軟骨がとがっているので
それが坐骨神経を刺激しているようです。

で、思います。「この坐骨神経痛がなかったらどんなに幸せか」と。
腰痛がなかった時には思いもしない願望です。

つまりちゃんと焦点を当ててあげないと、「幸せ」も気づけなんですね。

メーテルリンクの「青い鳥」です。
チルチルとミチルの二人が幸せを呼ぶ「青い鳥」を探しに旅にでかけるが見つけることができません。
家に帰ってきて、疲れ果てて眠り、夢から覚めます。
すると家で飼っていたハトが「青い鳥」に変わっていたのです。

「青い鳥」の物語と同じです。(実際の物語の「青い鳥」は最後に逃げ出してしまうようですが・・・)

今ここにあることに気づくかどうかですね。

2009年は目標を追っかけていたんです。
NLPでは目標のことをOUT COMEといいます。
「外から来る」です。

つまり目標や願望は掴み取りにいくのではなく、あちらからやってくる。引き寄せられるものです。
ブログでもこのことを書いておきながら、すっかり私は追っかけてしまっていました。

願望は自分の中の磁力によって引き寄せられるもの、その磁力は何かというと・・・
このあたりのところは山崎さんのこちらの著書にしっかり書いてありますね。

願いがかなうNLP Book 願いがかなうNLP

著者:山崎 啓支
販売元:サンマーク出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する


私も記事にしました。(関連記事:願いがかなうNLP

ということで2010年は「自分の土台」をしっかり作ります。
そうすることで本当の目標というのが見つかっていくのでは?と思います。

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山崎啓支さんの新しいWebサイトがオープンしました

NLPラーニング代表の山崎啓支さんの新しいサイトが2つオープンしましたので紹介させて頂きます。

一つは山崎啓支さんのオフィシャルサイト。
http://www.yamasakihiroshi.com/

そしてもう一つが新事業のNRTのサイトです。
http://www.natural-rt.com/top.html

いよいよNRTが動き出しました。
本来の自分に戻るプログラムです。

また楽しみが増えました。

が、相変わらず私の状況は変わりなく、
NLPのプラクティショナーさえ受講できていない状況ですが・・・・

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「安定」を好む無意識

「昨日の状態を維持しながら、今日も生きています。」

多くの人はいつもと同じ時間に起きて、身支度、朝食を済ませ、通勤。
そして、いつものデスクの前に座り、いつもの仕事が始まります。

ここまでのところを意識的に行っている人は少ないんじゃないんですか?
意識的に歯ブラシに2cmの歯磨き粉をつけて、口に歯ブラシを入れて縦に何往復・・・なんてやっていないですよね。
トイレに入って、大便をして、トイレロールを20cm引き出し・・・なんてやっていないですよね。

これを意識してやっていたら、きっと頭はパニック、っていうか疲れてしまいます。
無意識にできるからこそ疲れなくてすみます。

そして、最初の文に戻りまして、
「昨日の状態を維持しながら、今日も生きています。」

無意識は「安全・安心・安定」を好みます。
昨日、無事に過ごすことができたなら、その時と同じ状態を維持しようとします。
安全・安心して過ごすことができたので、それを安定した状態にします。

「変わらない毎日が幸せ」とするわけです。
(意識が幸せかどうかではなく、勝手に無意識が幸せと感じる状態)

これはこれで素晴らしいのですが、「いま一歩、踏み出そう」としている人にとっては、
この無意識の性質は大きな壁になります。

「安定」を好むということは、「変化」を嫌うという傾向になるわけです。
いつもと同じ場所がいいのです。いつものメンバーがいいのです。
いつもの・・・

バタフライ効果というものがあります。

「中国でチョウが羽を羽ばたかせることによってできる大気の変化が、長時間経つとニューヨークに竜巻を起こす。」

もちろんこれは比喩なわけですが、「とるに足らない小さな因子でも、大きな影響を与える」ということです。

ちょっと日常で「バタフライ効果」を使ってみましょう。

毎日の起床時間を少しだけ変えてみる、朝のTV番組を変えてみる、いつもと違う靴にしてみる、
通勤に使う道を変えてみる、会社について最初にやることを変えてみる・・・

こんな些細な変化が無意識に大きな変化を与えることもあるんじゃないでしょうか?

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山崎啓支さんインタビュー記事より

NLPラーニングの山崎啓支さんのインタビュー記事が出ていたので、そこから抜粋します。
詳しい全文はこちらに載っています。
日本メンタルサービス研究所
http://www.jcounselor.net/11interview/archives/2009/11/post_23.html

全4回の第2回『一切の価値観を脇に置くと「ありのままの自分」が見える』より

以下抜粋

イメージは変えられるんです。
本当のあなたはあなたが身にまっとっている「イメージ」ではなくて、
「あなたの本質」なんです。

自分自身のイメージは過去の体験、偶然の体験が創りあげたもの。
イメージは記憶の産物である。
過去の記憶が変われば自分に対するイメージは変わる。
セルフイメージは記憶であり、実態はない。

基本的に人間は条件付けられた存在です。

「イメージとしての私」から一切の記憶をなくしたとしたら、何が残るのか?
記憶がないから恐怖症も苦手意識もない。
「イメージとしての私」の「私」とは「記憶」のこと。

「本来の自分」とは記憶ではないはず。
「本来の自分」は価値観に一切とらわれることはなくなるはずです。
なぜならば、価値観は生まれつきのものではなく、その後の体験、経験からできているからです。
体験や経験の積み重ねによって価値観は作られます。
それがなくなった人間が存在するならば、未来に対する不安はなくなるはずです。
そこには何も存在しません。
記憶が価値観などの観念を作り出しているのです。
そして、それらの観念が模範や基準をつくりだして、
「在るべき姿」「希望」「不安」などを作り出す原因になるのです。

仮に記憶がなくなれば、希望も不安もない。
過去に対する後悔もない。過去に対する良い思いでもない。
そしてその時には現在・過去・未来というイメージとしての「時間」の存在はない。

未来とは過去の記憶の事です。過去の記憶があるから、不安になる。
例えば、お金で困った体験があると、それが原因で未来に対してお金の不安をもつ。

もし過去がなければ、未来に希望もない。
過去の経験や価値観から、「将来こうなりたい」という期待や希望を生み出す。
そこから「なりたい自分」が生まれる。
その「なりたい自分」と「今現在の自分」を比較することにより自己否定の原因が生まれる。

セルフイメージの高い人の特徴は今現在の「ありのままの自分」でOKだと思っているかどうか。

現在の自分は過去の記憶の集積です。
過去の記憶がなければ、現在の自分は存在しないのです。

「イメージとしての私」が苦しみを創り出す。
他人や自分自身に対してイメージをかぶせて見ている。
純粋には見ることができない。

自分の中の価値観にそぐわない事があったとすると、違和感を感じるかもしれない。
相手が話す内容は、本当は無色透明のはずだが、無色透明に聴く事ができない。
人間は経験を通してしか聴けていないはずです。
経験の正体は記憶。

「経験」が外側の世界を見る際のフィルターになる。
「私の経験」を通してその存在をみる。
私を通して誰かを見る限り、良い悪いが存在する。
完全な意味でのニュートラルになることなんてありえない。

自分の記憶を貼り付けてその人を見ている
自分の経験を通してみている。
だから他人は自分の鏡。

本来自分が生まれてきた性質に合わせる。
本当の自分は「イメージとしての自分」ではなくて「本質」のはず。
「本質」の上に記憶を重ねてきた。

価値観とは自分のこと。
価値観の通りであれば良し、かけ離れたことをした時は後悔する。
価値観と通りに生きなければいけないのが人間なのか。
価値観はそれを信じて、大切だと思っている人にとってのみ大切なこと。
価値観をいったん脇に置いて人を見ると、「ありのままのその人」。
それは赤ちゃんが、ただ存在しているだけで素晴らしいように。

そして価値観を脇に置いて自分自身を見たときに何があるのか?
そこには「ありのままの自分」がいる。

人間は、他人を見るときと同じ価値観を通して、いつだって自分自身を裁いている。

積み上げられた過去の記憶がなかったら、そこには過去も未来もない。
比較の必要がなくなる。

そうなった時には「ありのままの自分」が今存在するだけ。
今この瞬間を生きる事ができる。

「イメージとしての(記憶としての)私」が変わったら、
自分自身に対する見方も変わるし、他人を見る見方も変わる。
他人の見方が変わるから、反応が変わる。
その結果として変化するということです。

本当の私になるという事は、「本質」に立脚した生き方ができるかどうかということです。

落とし込むには時間のかかりそうな言葉ですね。
山崎さんの新しい事業のNRTに関連している考え方ではないでしょうか。

NRTとはNatural Returning Transformationの頭文字をとったものです。

これは東京の方ではすでにセミナーが開催されているようです。
山崎さんに伺ったところ、マスターなどを終了した人向けでおこなっているとのことです。

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NLP入門セミナー(1Day)参加してきました

11月3日にNLPラーニングの「NLP入門セミナー(1Day)」に行ってきました。
講師はもちろん山崎さんです。

今までは3、4時間ほどのセミナーに参加しただけでしたので、非常に楽しみにしていました。
今回も基本的にはコミュニケーションを主体においてNLPを学ぶものです。

NLPは無意識の領域をあつかうテクノロジーです。
すごく切れ味が鋭いものです。
だからこそ、自分自身の「人としての在り方」をしっかり考えます。

今回もそのあたりの人としての本質の部分において、山崎さんはセミナーの最初のところでしっかり話されていました。
そして、所々で「人としての在り方」「あなたの大切さ」のメッセージを発せられていました。

無意識レベルの話から、そしてコミュニケーションの構造、
そしてキャリブレーション、ペーシングを行いラポールを構築。
そしてリーディング、相手の変化。

このあたりの詳細はまた後日、振り返りとして山崎さんの書籍類を参考にしながら
また記事にしていきます。

今回は17名ほどの方が参加されていました。
同じテーブルでグループを組んだ方々も、ほんとにすばらしい方ばかりでした。

ワークでパートナーを務めて下さったOさんには特に感謝します。
呼吸を合わせていくワークを行った時の私の変化を少し書いていきます。

私がクライアントとなり、ガイドをOさんにして頂きました。

まずは私が大きめの呼吸をしていきます。
Oさんはその私の呼吸にペーシング(合わせる)していきます。
ほどなく私は温かさと安心感に包まれます。この時点で完全にラポールが作られています。

次は私の呼吸の吐くところに合わせながら、Oさんは「そうです。(that’s right)」と声をかけていきます。
そして最後にOさんは私に無意識レベルでスポンサーシップメッセージを伝えてくれます。
(あなたはあなたのままでOKです。あなたの存在価値はすばらしいなど)
ありのままの私をOさんに承認されているのです。

私のこのワーク中の様子をお伝えします。
ずーっと目を閉じながらこのワークをおこなっていたのですが、
まずは強い光に照射されているように、目の前があかるくなりました。
そしてお腹のあたりが、なんとも心地よい温かさに包まれていました。
更に、光は閃光弾のように(ドラゴンボールのカメハメ波を次々受けている感じ、もちろんそれは痛みではなく、承認のメッセージをです)次々と私に降り注ぎました。
鳥肌が立ったり、意識が飛びそうになったりもしました。

面白かったのが、ワークの後半に時々急速眼球運動がおこりました。
人が夢を見ているレム睡眠時に起きる眼球運動です。
多分、視覚的イメージが強く出ていたため、脳の電気信号(パルス)が発生して
眼球の裏側を刺激したためと考えています。
すごかったです。

Oさんの私を承認してくれている力、そして「その場」におられた方々の力で、
部屋の中が波動で揺れていました。
一人では経験できない貴重な体験ができました。

あっという間の1日でした。
山崎さんは本当にふところが深い方です。
学習、体験を続けていきたいと思います。

お話ができなかった方々にも、「場」を共有できたことに感謝します。

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Laid Back - Sunshine reggae

今日の夕方、子どもと公園に行くために車を走らせていました。
FMラジオを聴いていると、ある曲が流れてきました。

Laid Back - Sunshine reggae

実はこの曲は、私が20代前半の頃、あるラジオ番組から流れてきた曲でした。

当時、佐野元春の元春レイディオショウというFMを欠かさず聴いていました。

その中でかかった曲で、20数年間ずっと探していました。

偶然の幸せが今日起きたのでした。

当時の記憶が、というか感覚がよみがえります。

あの頃、何を考えていたのか、何を大切にしていたのか・・・・

涙がこぼれます・・・・・

NLPのことを最近書いています。
このようなことをNLPでは「アンカー」といいます。

「特定の対象のイメージ」が「特定の感覚」と結びついている

「アンカー」によって、当時の気持ち、その時の情景などがプログラムによりよみがえったのです。

また機会があれば「アンカーリング」のことも詳しく取り上げたいと思います。

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シンプル メディテーション

最近、瞑想を習慣づけようと思っています。
集中力と心の安定力をつけるためです。

ここのところ朝起きてカラーブリージングというものをやっていました。

ブリージング(Breathing)とは、意識的に腹式呼吸をして、リラックスする方法です。
もともとはセラピーで、本来はもっと複雑なものです。

身体に溜まった汚れた「気」を吐き出し、美しい色の「気」を吸い込みます。

例えば、身体の中からドクドクした泥のような色をイメージして息を吐きます。
私はこのとき生コンクリートが口から出てきているようなイメージでしています。

そして、淡いピンク色の霧のような空気をイメージして息を吸い込みます。
辺りの霧が吸い込まれることによって晴れてくるようなイメージをしています。

吸い込む色によってもその人に与える影響は違ってきます。
ピンク色などは「若返り」「容姿が美しくなる」といったイメージがあるそうです。

最近は結構ありありとイメージできています。

イメージトレーニングは、心、言い換えると脳で行っています。
(私は心と脳はイコールだと思っています。)

普段意識的には使っていない脳の部分になります。
しかし筋トレと同じで、イメージトレーニングに使う脳の部分を鍛えることにより、
イメージの質は確実に変わっていきます。

前置きが随分長くなりましたが、「瞑想」についてです。
私はこちらの書籍(CD付き)で始めてみています。

シンプルメディテーション―瞑想をこれから始める人の本 Book シンプルメディテーション―瞑想をこれから始める人の本

著者:綿本 彰
販売元:新星出版社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

そもそも瞑想とは東洋の技法で、深い集中状態、精神統一状態を導く方法です。
あらゆる執着を手放すことが大切です。
しかし、意識すればするほどそれとは正反対の方向へと向かうこともあります。

私がイメージトレーニングを意識的に始めたときがそうでした。
もともと、イメージするのが得意だと思っていた私でしたが、
いざ意識してやってみると、これが全く駄目でした。
先ほどの「執着を手放す」と同じで、意識すればするほど全く何もイメージできなくなってしまったのです。

この時もNLPラーニングの山崎啓支トレーナーに相談しました。
こんな感じで答えてくれました。

「昔のことを思い出して、嬉しくなったり、悔しくなったりしたことありませんか?」
「そのとき身体が熱くなったり、涙が出てきたりしたことありませんか?」

私は「あっ、あります。悔しくて身体が熱くなったり、恥ずかしくてカーッとしたりします。」

「それでいいんですよ。生理的現象が起きたということは、
無意識のレベルに何らかのメッセージが届いていることになりませんか。」
「無理して思い浮かべる必要はないんです。」

たったこれだけのやり取りでしたが、これ以降の私はすごくイメージがわきやすくなりました。

ついついイメージという言葉に影響されて、見よう見ようとしていたことが間違っていたようです。
「感覚」を大事にすればよかったのかもしれません。

話を元に戻していきます。

瞑想を深めるには綿密なストーリーと、心身のバランスが必要になってきます。

東洋では「心身一如」(しんしんいちにょ)という言葉があります。

心と身体は本来ひとつのつながりのものという考えです。
身体の中心である骨盤を安定させると心も安定し、胸を緩めると気持ちまでもが緩みます。

NLPでも「姿勢編集」というものがあります。以前にも少し記事にしました。

「心と身体は有機的につながっている」という前提からきています。

顔を上げて背筋を伸ばせば(身体へのアプローチ)、前向きな気持ち(心の状態)になっていきます。
背筋を伸ばすと、頚動脈を流れる血液からたくさんのブドウ糖が脳へ送られます。
脳はブドウ糖をエネルギーとして、更に多くの酸素を得ます。
すると、乳酸という疲労物質が減少して、疲れにくくなります。
乳酸は筋肉中に蓄積すると筋肉を強張らせて血液の循環を悪くしたりします。

西洋、東洋ともに、心身のつながりにおいて同じ考え方です。

瞑想するにおいて、姿勢作りは重要な部分になるということです。
心を直接コントロールするのは難しい為、
まずは心とつながりのある身体をコントロールしていきます。
そして身体のコントロールが「姿勢作り」になっていきます。

瞑想はまずは姿勢作りから。

本書では初めての人でも瞑想に取り組みやすいようにCDが付いています。
著者の言葉に耳を傾けていくうちに、「リラックスした集中状態」へと誘います。

「リラックスした集中状態」

このことについてはまた後日、紹介したい思います。

シンプルメディテーション―瞑想をこれから始める人の本 Book シンプルメディテーション―瞑想をこれから始める人の本

著者:綿本 彰
販売元:新星出版社
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 シンプルメディテーション 瞑想をこれから始める人の本 シンプルメディテーション 瞑想をこれから始める人の本
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

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NLPでリーダー脳力をグングン高める法

NLPでリーダー脳力をグングン高める法 Book NLPでリーダー脳力をグングン高める法

著者:武井 一喜
販売元:ヴォイス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

NLPの関連書籍の中には、数多くのスキルを羅列しているだけ、という書籍も多いです。
しかし、こちらの書籍はなかなか骨太です。
読んで損はありません。

本の構成は各章の最後にエクササイズが用意されています。
本文を読んで頭で理解し、エクササイズで体験する仕組みになっています。

ただ実際に複雑なスキルになるとエクササイズを体感するのは難しい印象を受けました。
実際にNLPをマスターしている人が近くにいるといいのですが。

また、エクササイズをサポートするCDも別で販売されています。
ガイド役として、このCDを使うのも一つの手段です。

「人は誰もが冒険の旅を行く英雄である」

この言葉を聞くと私はとてもとても勇気づけられます。

本書の最初の部分にこのことが書かれています。

NLPの「ヒーローズ・ジャーニー」というものです。

ジョセフ・キャンベルという人が、数々の神話を研究していくうちに、
ある共通の一連する流れがあることを発見しました。

1.Calling(天命)
2.Commitment(旅の始まり)
3.Threshold(境界線)
4.Guardians(メンター)
5.Demon(悪魔)
6.Transformation(変容)
7.Complete the task(課題完了)
8.Return home(故郷へ帰る)

そしてこれを「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)」と名づけました。

この法則のもと、数々の映画のストーリーにも応用されています。
本書ではスターウォーズを例にあげて説明されています。

人生においてもこの「ヒーローズ・ジャーニー」の考えがあてはまります。
この流れを理解することによって、自分がどこの段階にいるのか、
次の段階は何なのか、その時に必要なものとは・・・などが予測できるものになります。
数々の障害に襲われた場合でも落ち着いて対処が可能ということです。

自分が冒険の旅を行く英雄だと思うと、心の中で何かが熱くなるのが感じられます。

本書ではかなり良心的にNLPの前提についても書かれています。
組織を率いるリーダーの心構えとして役に立つものも多いです。

(以下、引用部分含む)

「すべての行動は、少なくとも一度は何らかの意味で”肯定的に意図された”ものである。
その行動が確立された、そのときの背景において、それは、その行動を取った人にとって、
適切なものと認識されていたのである」

「問題行動の表現に対処するよりも、その肯定的な意図に対処するほうがより簡単で、
生産的である」

ポイントとして、
否定的な行動の解決には、その行動の肯定的な意図を、別の方法で満たすということ。

更に進めます。

あなたに抵抗を示す相手の肯定的意図

1.あなたに対する抵抗や消極的な態度を含め、すべての行動は、その人にとって肯定的に意図されたものであるという前提を持つこと。

2.相手の行動の否定的な側面と、その奥にある肯定的な意図を分けて考えること。

3.抵抗や問題行動を起こす相手の肯定的な意図を見極め、その肯定的な意図に対して対応すること。

4.その相手に、肯定的な意図を満たす、問題行動以外の行動の選択肢を与えること。

自分の身の回りの環境、スタッフなどにあてはめながら、
読み解いていくと問題解決の手がかりになるのではないでしょうか。

NLPでリーダー脳力をグングン高める法 Book NLPでリーダー脳力をグングン高める法

著者:武井 一喜
販売元:ヴォイス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

NLPでリーダー脳力をグングン高める法  /武井一喜/著 [本] NLPでリーダー脳力をグングン高める法 /武井一喜/著 [本]
販売元:セブンアンドワイ ヤフー店
セブンアンドワイ ヤフー店で詳細を確認する

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NLPって?

NLPをどう説明するか?

NLPという言葉に出会って半年あまりが経ちました。
本来はプラクティショナーコースなどを受講して、
自身の知識を早く体験に変えて行きたいのですが、
スケジュールなどの都合でまだ叶っていません。

単発のセミナーなどに参加して、少しずつ雰囲気はつかめてきました。

自分の理解度をまとめる上で「NLPとは?」を考えていきたいと思います。

NLP、英語の3つの頭文字からとっています。
Neuro-Linguistic Programming
(ニューロ リングウィスティック プログラミング)

日本語訳では「神経言語プログラミング」と言われています。

1970年代にアメリカで開発されました。
NLPのスキルの中にモデリングというものがありますが、
NLPの始まりもモデリング(模倣)です。

リチャード・バンドラー(心理学者)と、ジョン・グリンダー(言語学者)の二人が、
当時のアメリカの三大セラピスト、フリッツ・パールズ(ゲシュタルトセラピー)、
ヴァージニア・サティア(家族療法)、ミルトン・エリクソン(催眠療法)を観察分析して、
行動や言語(思考)などをモデリングしたことにあります。

この三人のセラピストの特殊な能力を、他の人でも使えるように体系化したのがNLPです。
NLP創設の歴史には面白いエピソードがたくさんあります。
NLPを歴史からひも解いていくのも楽しそうです。

アメリカでは「脳の取扱い説明書」とも言われています。

NLPの単語を一つずつ見ていきます。

Neuro:神経(五感、五感に基づく体験と言い換えるとわかりやすくなります。)

Linguistic:言語

Programming:プログラミング(過去の体験・経験に基づくプログラム)

「五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させる」

私たちは生まれてから、今までの間に様々なプログラムを持ちます。
その中には役に立つプログラムもあれば、厄介なプログラムもあります。

私たちの行動は自由であるように感じますが、
実はこういったプログラムでがんじがらめになっています。

例えば、「高所恐怖所」

子供の頃、高いところから(机や椅子の上、肩車、階段など)
落ちたことが潜在意識に刻まれてしまったことが原因となっている場合が多いです。
そして、そのプログラムが大人になった今も起動し続けます。
どんなに頑丈なビルの窓際でも、頑丈な橋、歩道橋の上でも・・・

大丈夫だと頭ではわかっているのだが、身体が、感覚が反応してしまう。
もちろん、このプログラムも肯定的な意味がありました。
高いところから落ちたという五感を使った記憶をプログラムに刻みました。
そして、再び高いところから落ちることを避けるため、高い所=危険という一般化が行われたわけです。
このように体験によってプログラムが一度できると、
今度はそのプログラムによって私たちは支配されてしまうのです。

NLPではプログラムをコントロール、あるいは削除して行動の選択肢を増やすことが可能です。

そして「本来の自分に戻っていく」
そんな手助けになるツールがNLPです。

コミュニケーションを通してNLPを考えるとより身近になります。

「これなんでしょう?」

Iphone3g_pair_m

そうです、「i phone」です。

この時に私たちはどういったプロセスを使っているのでしょう。

1.まず見ます。視覚を使っています。視覚は五感です。つまりNLPのNの部分です。

2.そして、過去の体験・経験に基づくプログラムから、これは何かを判断します。NLPのPの部分です。

3.最後に言葉として頭に思い浮かべたり、口に出したりします。NLPのLの部分です。

通常、無意識にこの3つのプロセスを行っています。

ここで少し注目してもらいたいのは2のPの部分です。
この「過去の体験・経験に基づくプログラム」は人によって大きく変わってきます。
過去に「i phone」を見たことのない人もいるわけです。

するとどうでしょう。
自分が知っている、より近い形状の物を類推することになります。

「電卓?」「ゲーム機?」・・・

同じものを見ても反応が違ってきます。

人によってプログラムが違う。
これはミスコミュニケーションをおこす原因でもあります。

コミュニケーションを例にとって考えると随分NLPも身近になってきました。

そしてプログラムが人によって様々だとうことを知っただけでも、
人に対する気付きも変わってくるものです。

参考にさせていただいた書籍

実務入門 NLPの基本がわかる本 (実務入門) Book 実務入門 NLPの基本がわかる本 (実務入門)

著者:山崎 啓支
販売元:日本能率協会マネジメントセンター
Amazon.co.jpで詳細を確認する

NLPの基本がわかる本 Neuro‐Linguistic Programming [本]

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