WEB上での架空セミナーを開催します。
今回はコミュニケーションをテーマに数回に分けておこないます。
私の資格といえば薬剤師の国家資格と普通免許の資格ぐらいでしょうか。
なので、実際にコミュニケーションセミナーなどを開催する機会は今のところありません。
でも、何かを人に伝えたいという気持ちはあります。
ですので、練習のつもりでWEB上でしゃべっています。(書いています)
もし、よろしければお付き合いお願いします。
【話術、マナーを習う前に知っておきたいコミュニケーションの本質】No.1
お話していく内容は、コミュニケーションの土台です。
皆様も一度ぐらいは社会人になった時に、企業のマナー研修などに参加されたことはないでしょうか?
私も挨拶、接遇、電話対応のロールプレイをしたりしました。
言葉使いやマナーがしっかりしているとカッコいいですよね、或いは、できる人って気がしますよね。
でも、コミュニケーションの土台になっている原理についてはあまり深く学ぶ機会がなかったと思います。
そこで今回は「言葉そのものについての理解」「人がどのように言葉を発し、どのように言葉を受け取り影響を受けるか」
ということをお話していきます。
そして、コミュニケーションの原理を学ぶにあたってNLPという心理学、サイエンスを使っていきます。
NLPは「脳の取扱い説明書」などとも言われています。「脳の特徴を理解できる技術」です。
さて、私たちはこの世界をどのように認識しているのでしょうか?
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私たちはこの世界を五感を使って認識しています。五感とは言うまでもなく、視覚、聴覚、身体感覚、味覚、嗅覚ですね。
例えば、これはなんでしょう。
そうです。コカコーラですね。
では、どうやってあなたはこれをコカコーラと判断したのでしょう。
順番に考えていきましょう。
まず、見ますよね。つまり視覚を使っています。
そして、あなたたの過去の体験・経験に繋げることによって、これが何かを判断していきます。
最後に意識として頭の中で言葉としてコカコーラが思い浮かび、声に発しました。
NLPを説明する上でこのことは関連があります。
NLPとは日本語で神経言語プログラミングと訳されます。
Neuro-Linguistic Programming(ニューロ リングウィスティック プログラミング)
Nというのはニューロン。神経のことです。もう少しわかりやすく言うと五感です。
Lというのはリングウィスティック。言語のことです。
最後にPはプログラミングです。過去の体験・経験によるプログラムです。
では先ほどの例に当てはめてみましょう。
コカコーラを見たということは視覚を使っていますよね。これはNLPのNの部分です。五感の一つを使いました。
そして、あなたの過去の体験・経験に繋げました。NLPのPの部分です。プログラミングです。
最後に意識としてコカコーラという言葉を発した。NLPのLの部分ですね。言葉です。
このようにプロセスを見ていくと、NLPの理論が脳と関係性があるということをご理解いただけたと思います。
では、ここでもう一つ、これはなんでしょう?
きっとわからない方も見えますよね。
わからない方は類推していただいてもかまいません。
これはポメラという、折りたたみ式キーボードのデジタルメモです。
ここで「わかった人」と「わからなかった人」の違いってなんでしょう。
NLPに絡めて考えて下さい。
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気づかれた方もいるかも知れませんが、Pの部分の違いですよね。
つまり、過去にポメラを知っているかどうかの違いですね。
このように過去の体験・経験によるプログラムが違えばLの部分、つまり意識にあがる言葉も変わってくるということです。
では、普段の私たちのコミュニケーションに関してはどうでしょう。
それも、まったく同じ事がいえるのではないでしょうか。
人それぞれプログラムが違うということは、同じものを見ていても意識上に思い描くものは随分変わってきます。
こんなところにもミスコミュニケーションが起る原因は潜んでいます。
過去の体験・経験によって理解が変わる。ぜひ、覚えておいて下さい。
もう一度言います。過去の体験・経験によって理解が変わるということです。
(No.2へ続く)
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